この記事では、「大変」の言い換え語を解説します。
「大変」の意味
「大変」とは?どんな言葉
「大変」は「たいへん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「重大な事件のこと」という意味です。
2つ目は「ものごとが深刻であること」という意味です。
3つ目は「苦労が並大抵でないこと」という意味です。
4つ目は「程度がはなはだしい様子」という意味です。
「大変」は「大きく変わること」、つまり「自分にとってそれまでの状態から大きく変化した状態のこと」を表します。
どの程度の変化なのかという明確な基準がないために、ビジネスで使うとあいまいで分かりにくい場合があります。
日常会話では、自分にとって大事に感じた時に主観的に使われています。
ビジネスでも使える「大変」の言い換えのお勧め
ここでは「大変」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「大いに(おおいに)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「大きいこと」から転じて「状態が普通よりも勝っている様子」という意味です。
「大いに期待する」など良いことに使われることが多くなります。
「極めて(きわめて)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度がはなはだしい様子」という意味で、「大変」と同じですが、「極」は「これより先はないというところまで行き着く」という意味がある為に、より程度が大きい様子に使われます。
「著しく(いちじるしく)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度や効果がはっきり確認できる様子」という意味です。
今までのことと比較して、大きく変わっている様子に使われます。
「大変」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「大変」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「すごく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「びっくりするほど程度がはなはだしい」という意味です。
形容詞「凄い(すごい)」の副詞形ですが、最近では「すごい感動した」などと形容詞のまま使われることもあります。
「非常に(ひじょうに)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度が普通でない様子」という意味です。
「常に非ず」を熟語にした語ですが、口語として軽い意味で使われることが多くなります。
「大層(たいそう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度や分量がはなはだしいさま」「大げさな様子」という意味です。
やや上品な会話に使われる言葉です。
まとめ
今回は「大変」について紹介しました。
「大変」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。