本記事では、「論じる」の言い換え語を解説します。
「論じる」とは?どんな言葉
「論じる」という言葉は、「ある事柄について筋道を立てて述べる」さまや「ある問題や課題などを解決するために話し合う」様子などを表し、「論ずる」という語とほぼ同様のニュアンスで使われる文言です。
ビジネス論じる使える「論じる」の言い換えのお勧め
ここでは「論じる」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「議論する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「自分の考えを述べたり他人の考えを批評する」さまや「あるテーマや課題などについてお互いの意見を交換する」様子などを表し、ビジネスシーンにおける会議や会合などの場で双方の主張や意見などをたたかわせるというニュアンスで使われています。
「持論(じろん)を述べる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「自らの主張や意見などを公表する」さまや「長らく突き詰めてきた自分ならでは考えを人に伝える」様子などを表し、「自論」という誤表記に注意する必要がある文言になります。
「力説(りきせつ)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることについて本気で説く」さまや「自分の信じていることなどを強く主張する」様子などを表し、相手を納得させるためにいつも以上に力を込めて述べるというニュアンスで使われる表現です。
「論題(ろんだい)とする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「議論や論文などの主なテーマとして取り扱う」さまや「論ずるべき主題として取り上げる」様子などを表し、「題目(だいもく)とする」という語句と近いニュアンスで使われています。
「論じる」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「論じる」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「話し合う」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「双方が思っていることを語り合う」さまや「問題を解決するためにアイデアを出し合う」様子などを表し、「話し合うので集まってください」または「話し合う前に注意しておきたいことがあります」などという文脈で用いられています。
「膝を交(まじ)える」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「共に同席して親しく話し合う」さまや「じっくりと本音をさらけ出して語り合う」様子などを表し、お互いの膝がくっつくほど近づいて話をするというニュアンスで使われる慣用表現になります。
まとめ
「論じる」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。