本記事では、「取り下げ」の言い換え語を解説します。
「取り下げ」とは?どんな言葉
取り下げとは、申し出たことなどを撤回する意味を持っている言葉です。
「ご指摘の部分については取り下げさせていただきます」などと使われています。
ビジネスでも使える「取り下げ」の言い換えのお勧め
ここでは「取り下げ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お取り下げ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お取り下げとは、尊敬語の「お」を付けて、取り下げを丁寧に表現する言い方です。
「先日の発言はお取り下げを希望します」といった用例になります。
取り下げよりも敬語に相応しい形です。
「取り消」
◆ 使い方やニュアンスの違い
取り消とは、発言などを完全に抹消することを意味する言葉です。
「問題の文面につきましては取り消させていただきます」などと使われます。
取り下げより若干強めの効果を持っている表現であり、ビジネスには欠かせないでしょう。
「取り止め」
◆ 使い方やニュアンスの違い
取り止めとは、予定をしていたことを止めるという意味で、取り下げに似ています。
「今回は取り止めたいと存じます」などと使われる形です。
取り下げと若干ニュアンスは違いますが、場面によっては使えるでしょう。
「取り下げ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「取り下げ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「撤回」
◆ 使い方やニュアンスの違い
撤回とは、いったん発言や表示したものを取り下げる意味の言葉です。
「先ほどの発言は撤回します」などと使われます。
敬語の中で言い回すこともでき、使いやすい表現になります。
「キャンセル」
◆ 使い方やニュアンスの違い
キャンセルとは英語の「cancel」で、契約したものを解除するといった意味があるので取り下げの言い換え語になります。
「予約はキャンセルでお願いします」といった用法があるでしょう。
とてもカジュアルな印象になるので、普段からキャンセルは使いやすいです。
「引っ込め」
◆ 使い方やニュアンスの違い
引っ込めとは、一度出したものを元に戻す意味で、取り下げに似たニュアンスを持つ言葉です。
「予定は引っ込めるかもしれません」のように使います。
引っ込めは敬語にはならないので、日常会話で使っていくべきでしょう。
まとめ
取り下げの言い換え語は多々見つかりますが、微妙に意味が違っているものがあります。
かならず調べてから、相応しいものを選び取ってみてください。