本記事では、「また」の言い換え語を解説します。
「また」とは?どんな言葉
「また」という言葉は、「それに加えて」や「再び」などという意味合いで使われており、前に起きたことがもう一度繰り返されるというニュアンスの表現として使われています。
ビジネスでも使える「また」の言い換えのお勧め
ここでは「また」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「重ねて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同じことをもう一度繰り返す」さまや「再び同じようなことが起こる」様子などを表し、「重ねてお詫び申し上げます」や「重ねてのお願いになりますが」などという表現で使われています。
「新(あら)たに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「改めてことを始める」さまや「気分を入れ替えてもう一度」などという意味合いの言葉で、「一新(いっしん)して」という語とほぼ同様の意味合いで使われる表現になります。
「続けざまに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「時間をおかずにすぐに次の事が続いて起きる」さまや「物事が絶え間なく次々と起こる」様子などを表し、「立て続けに」という語と非常に近いニュアンスで使われる文言です。
「度々(たびたび)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同じようなことが何度も繰り返し行われる」さまや「時間をおかずに同じことが起きる」様子などを示す言葉で、「しばしば」や「幾度も」などという語と同様のニュアンスで用いられています。
「また」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「また」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「次から次へと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「物事が休みなく続く」さまや「順を追って進んでいく」様子などを示す言葉で、「順繰(じゅんぐ)りに」という語とほぼ同様の意味合いで使われる表現です。
「なおかつ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それに加えて」や「やはりまだ」などという意味合いの言葉で、漢字では「猶且つ」または「尚且つ」などと表記されており、二つの動作や状態などが並行して起こるというニュアンスの表現として使われています。
「さしずめ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「結局のところ」や「いまのところ」などという意味合いの言葉で、「とりあえず」や「つまるところ」などという語と置き換えることができる文言になります。
まとめ
「また」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。