本記事では、「ご記入お願いします」の言い換え語を解説します。
「ご記入お願いします」とは?どんな言葉
「ご記入」とは書くことを、丁寧に直した言い方のこと。
アンケート用紙や申し込み用紙に、氏名や住所を書いて欲しい時に使います。
「お願いします」と添えているので、シンプルながらも丁寧な表現にまとまっています。
ビジネスでも使える「ご記入お願いします」の言い換えのお勧め
ここでは「ご記入お願いします」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご記入くださいませ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
まろやかな日本語に聞こえるのが「くださいませ」です。
デパートなど高級感のある場で、用いられる日本語で「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入くださいませ」のように使います。
目上の方に使える、フォーマルな敬語といえるでしょう。
「ご記入をお願いいたします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お願いします」だと味気なく感じられる場合は「お願いいたします」に直して用いていきます。
「ご多忙中とは存じますが、お手すきの時にご記入をお願いいたします」のように引用します。
こちらから無理にお願いしているニュアンスが、伝わってくる優しい言い方です。
「ご記入くださいますよう、お願い申し上げます」
さらに丁寧な言い方です。
「お願い申し上げます」と最上級の言葉を加えているので、うやうやしく記入をお願いしたい時におすすめです。
顧客や取引先の方に用いてみましょう。
「ご記入お願いします」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご記入お願いします」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご記入ください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
シンプルに記入をすすめる言い方です。
「見本に従って、ご記入ください」のように活用できます。
事務的なやり取りの時に使いたい、分かりやすい敬語です。
「記入してください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
記入して欲しい時に用いる、シンプルな言い方です。
「ボールペンで記入してください」のように、ルールを説明する時に用います。
「サインをお願いします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
宅急便の受け取りなどに使われる、よく耳にするフレーズです。
苗字の記入や印鑑が欲しい時に、活用できます。
運送の仕事をした時に「こちらにサインをお願いします」のように使ってみてください。
まとめ
「ご記入お願いします」について解説しました。
新しい日本語を知って、仕事や日常生活に役立てていきましょう。
