本記事では、「拝命」の言い換え語を解説します。
「拝命」とは?どんな言葉
拝命とは上の役職の人が、下の人に指示をしてそれを受け取ることをいいます。
日常業務の指示ではなく、責任のある仕事や役職を与えてもらった際に使います。
「拝命しました〇〇です」のように、新しい役職についた際の挨拶文として引用してみましょう。
ビジネスでも使える「拝命」の言い換えのお勧め
ここでは「拝命」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「就任」
◆ 使い方やニュアンスの違い
課長や部長など、新しい役職に就いたことをあらわします。
「代表取締役に就任いたしました」のように企業のトップも、挨拶で用いる表現です。
「拝命」は恭しく受け取るというニュアンスがあり「就任」はその職務につくという意味があります。
「登用」
◆ 使い方やニュアンスの違い
人材を引き上げることをいいます。
自分に対して用いる時は「登用していただいた」や「登用された」のように、謙遜めいて用いることが多いです。
「配属」
◆ 使い方やニュアンスの違い
新しい部署になった時に、用いる言い方です。
「本日付で配属いたしました〇〇です」のように、簡単な挨拶をする際に使えます。
恭しさが消えた、使いやすい日本語です。
「拝命」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「拝命」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「異動」
◆ 使い方やニュアンスの違い
部署が変わること、役割が変わることをあらわしています。
働く場が変わることを、シンプルに表現した言い方です。
「人事異動が発表された」や「異動通知が出された」のように、業務的なやり取りをする際に用いてみましょう。
「お達し」
◆ 使い方やニュアンスの違い
上の人から指示をもらうことをあらわします。
「トップからのお達しで、九州出張が決まった」のように、内々で会話をする際に用います。
くだけた言い方なので、目上の方に直接使うのは控えておきましょう。
「指示」
◆ 使い方やニュアンスの違い
上の人からくだされる内容、発表をあらわします。
一方的に通知されたというニュアンスもあるので、使う場所を選びながら用いていきましょう。
「上司の指示で、プロジェクトリーダーを受けることになった」のように使います。
まとめ
「拝命」にまつわる使い方を学びました。
似たような言葉を覚えて、色々なシーンで活用してみてください。