本記事では、「展示会」の言い換え語を解説します。
「展示会」とは?どんな言葉
「展示会」という言葉は、「消費者や業者などに向けての新製品情報や業界トレンドなどを発信するためのイベント」や「来場者向けにさまざまな物品などを展示している催し」などを指して用いられる文言です。
ビジネスでも使える「展示会」の言い換えのお勧め
ここでは「展示会」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「博覧(はくらん)会」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「物品や資料などを集めて一般人向けに公開する催し」や「科学技術や産業振興など目的とした特別なイベント」などを表し、主な催しとして「万国博覧会(略して万博)」が一般的に知られています。
「品評(ひんぴょう)会」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「地域の産物や製品などを一堂に集めてその品質や性能などを定める会合」または「物品の優劣や正否などを論じる催し」などを表し、不定期ではありますが大小さまざまなイベントが日本全国で行われています。
「催事(さいじ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「百貨店や催事場などで行われる特別の催し」や「地域物産やセール品などの特売会」などを示す言葉で、同じ読み仮名の「祭事」という語は、「お祭りにおける行事」という意味合いの文言になります。
「エクスポ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「博覧会」や「展覧会」などを表す英単語「exposition(エクスポジション)」を由来とする言葉で、日本語では「エキスポ」とも表記される文言として使われています。
「展示会」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「展示会」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「催(もよお)し」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「人を集めて行うさまざまな会合」や「演芸会」あるいは「興行(こうぎょう)」などを示す言葉で、同じ意味合いで「催し物」という語が使われることもあります。
「集まり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「何かの目的で多くの人が集まっている」さまや「共通の目的をもつ人々が大ぜい寄り合う」様子などを表し、「集会」や「集団」などという語と置き換えることができる文言になります。
まとめ
「展示会」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
