本記事では、「取りに行く」の言い換え語を解説します。
「取りに行く」とは?どんな言葉
「取りに行く」という言葉は、「物を受け取る目的で出かける」さまや「出向いた先であるものを取得する」様子などを表し、あるものをこちらの所有物にするために特定の場所に向かって進む、というニュアンスの表現になります。
ビジネスでも使える「取りに行く」の言い換えのお勧め
ここでは「取りに行く」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「取りに伺(うかが)う」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「取りに行く」という語を丁寧に表現した言葉で、「取りに行くためにお邪魔します」や「取得するために訪問いたします」などという意味合いで使われています。
「賭(か)けに出る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「逆境から一打逆転をねらう」さまや「一か八か思い切ってやってみる」様子などを表し、最後の大勝負を挑んだり思い切って勝機に掛ける際などに使われる表現です。
「危ない橋を渡る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「危険を承知の上で物事を行う」さまや「危険すれすれの危ないことを行う」様子などを表し、「危ない行為やリスクの高い行動は一般的にうまくいかない」というニュアンスの表現として使われています。
「画策(かくさく)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「はかりごとをめぐらす」さまや「計画をじっくり立てる」様子などを示す言葉で、あることを実現するためにひそかに計画を立てるという意味合いの文言として用いられています。
「取りに行く」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「取りに行く」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「目指(めざ)す」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある物や場所などを目標として進んでいく」さまや「目的を達成するために努力し続ける」様子などを表し、漢字では「目差す」と表記されることもある文言になります。
「虎視眈々(こしたんたん)とねらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
本来は「虎が鋭い目で獲物をじっと見下ろす」さまを示す言葉として使われており、転じて「良い機会や形勢などをうかがっている」様子や「時機を待っている」状況などを示す表現として使われています。
まとめ
「取りに行く」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
