本記事では、「種々」の言い換え語を解説します。
「種々(しゅじゅ/くさぐさ)」とは?どんな言葉
数多くの種類があることやその様を意味する言葉です。
「イベントでは、そこら中にまんべんなく種々の花々が植えられていた」のように使われています。
ビジネスでも使える「種々」の言い換えのお勧め
ここでは「種々」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「千差万別(せんさばんべつ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
様々に異なっていて同じでないことを意味する四字熟語です。
千や万は数の多い事を意味し、差別は区別や違いを意味しています。
若干堅苦しい表現にはなりますが、日常会話でも問題なくしようすることが可能な表現です。
「個人は1人1人千差万別ですが、考え方や行動には一定のパターンがございます」のように使われています。
「多種多様(たしゅたよう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
性質や種類、現象、状態などが様々であることやその様を意味する四字熟語です。
こちらもビジネスソーン、日常シーン関係なく使用することができます。
「多種多様な文化や背景を持つ人たちへの対応を考える必要がございます」のように使われています。
「種々雑多(しゅじゅざった)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
種類や大きさなど様々なものが入り混じってたくさんあること、関連なくも多くのものが雑然とあることやその様を意味する四字熟語です。
種々は種類が多いことを意味し、雑多は多くのものが入り混じっている様子を意味しています。
こちらも、若干仰々しい言い回しになってしまいますが、日常会話でも使用できる表現です。
「種々雑多な商品がございますが、お客様に一番適したものをご紹介させていただきます」のように使われています。
「種々」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「種々」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「色とりどり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
種類が多く、色々あることを意味する言葉です。
日常会話のみならず、ビジネスシーンなどで使っても不適切とはなりません。
「色とりどりのスマートフォンが商品棚に陳列されていた」のように使われています。
「バリエーション豊富(ほうふ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
バリエーションとは、物事の変化や物の変種などの意味を含める外来語であり、豊富とは豊かでたくさんあることを意味する言葉です。
こちらも日常会話だけでなく、かしこまった場面でも使用することができます。
「バリエーション豊富なので、逆にどれを選べばよいのか分からない」のように使われています。
まとめ
種々の言い換えには多くの言葉がありますが、そのほとんどが敬語、日常会話問わず使用することができます。
それぞれの言葉の意味を覚えて、語彙力に磨きをかけるようにしましょう。