本記事では、「再三にわたり」の言い換え語を解説します。
「再三(さいさん)にわたり」とは?どんな言葉
再三とは、特定の動作が2度、3度繰り返し行われることを意味する言葉です。
そして、再三にわたりは物事が繰り返し、何度も起こることを意味するフレーズであり、再三に渡りとも表記されます。
「再三にわたり忠告したにも関わらず、彼はついに態度を改めることはなかった」のように使われています。
ビジネスでも使える「再三にわたり」の言い換えのお勧め
ここでは「再三にわたり」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「度々(たびたび)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
何度も繰り返し行われる様を意味する言葉であり、度度とも表記されます。
同じようなニュアンスを含めることから、再三にわたりとの言い換えに用いることが可能です。
また、敬語表現のみならず、日常会話表現として用いることもできます。
「度々ご忠告させていただきましたが、ご連絡をいただけないようなので解約手続きを取らせていただきます」のように使われています。
「幾度(いくど)となく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
幾度は何度や若干の回数、度数の多いことなどの意味を含める言葉です。
そして、幾度となくは何度にも渡ってなどの意味を表すフレーズです。
同じようなニュアンスを表すことから、こちらも再三にわたりとの言い換えに用いることが可能です。
加えて、敬語表現のみならず、日常会話表現として用いることができます。
「幾度となくお願いをさせていただきましたが、聞き入れていただけないようなので契約解除ということにさせていただきます」のように使われています。
「再三再四(さいさんさいし)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
何度もや繰り返し、度々などの意味を含める言葉です。
同じようなニュアンスを含めることから、再三にわたりとの言い換えに用いることができます。
「再三再四お電話させていただきましたが、ご連絡が取れないようなので、メールにてご報告させていただきます」のように使われています。
「再三にわたり」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「再三にわたり」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「しばしば」
◆ 使い方やニュアンスの違い
同じ物事が何度も繰り返し行われる様を意味する言葉です。
同じようなニュアンスを表すので、再三にわたりとの言い換えに用いることが可能です。
「しばしばアドバイスを与えていたにも関わらず、彼女は耳を貸さなかった」のように使われています。
まとめ
再三にわたりはかしこまった表現からカジュアルな表現まで色々なフレーズに言い換えることが可能です。
その場に適した使い分けができるように、是非この記事を参考にしてみて下さい。