本記事では、「どちらか」の言い換え語を解説します。
「どちらか」とは?どんな言葉
ふたつ以上のことの中で、片方をあらわす表現です。
「どちらか選ぶなら、こっちかな」のように用います。
二者択一の場面で用いるので「どちらか決めた?」のように、相手に採択して欲しい時にも使えます。
選ぶ時、決める時の表現なので頭に入れておきましょう。
ビジネスでも使える「どちらか」の言い換えのお勧め
ここでは「どちらか」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「いずれか」
◆ 使い方やニュアンスの違い
よりフォーマルな言い方が「いずれか」です。
間違った使い方に「いづれか」もありますが「いずれか」が正しいので覚えておきましょう。
「いずれかお選びいただけます」のように、お客様にサービス品を選んでもらうシーンでも活用できます。
「これらのうち」
◆ 使い方やニュアンスの違い
複数ある物や事柄をあらわします。
「これらのうち、一点をお持ち帰りいただけます」のように活用できます。
「いずれか」が2つなど狭い範囲をしめすのに対して、より広がりのある表現になります。
3つ以上の物や事柄に、用いてみましょう。
「お好きな方を」
◆ 使い方やニュアンスの違い
より好感度の高い表現にしたいなら、自由度の高い言い方にします。
「お好きな方をお選びください」というと、思いの伝わる言い方になります。
「どちらか」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「どちらか」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「どっちか」
◆ 使い方やニュアンスの違い
くだけた表現になります。
「どっちか決めてね」など、親しい人や幼い子に話す時に用いてみましょう。
「どれか」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どちらか」だと、日常会話では堅苦しく感じてしまう場合も。
「どれか」なら気楽に使えます。
「お土産だけど、どれか取ってね」と気さくな会話で用いてみてください。
「ひとつ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ふたつのうちの片方をあらわします。
「ひとつ選んでください」のように、シンプルに伝えられます。
まとめ
「どちらか」にまつわる、関連語をお伝えしました。
使いやすい言葉ですが、改まった席では他の言い方も心得ておきたいもの。
失礼のない物言いをマスターして、TPOに合わせた表現を活用してみてください。