本記事では、「ご両親」の言い換え語を解説します。
「ご両親」とは?どんな言葉
「ご両親」とは、親を意味する言葉の「両親」に、尊敬を表す「ご」が付けられた形です。
一般的に、相手の親に対して敬意をこめて言う際に使われます。
ビジネスでも使える「ご両親」の言い換えのお勧め
ここでは「ご両親」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「親御さん」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「親御さん」とは、親を敬うときに使われる「親御」という言葉に、敬称である「さん」が付けられた形です。
「親御さん」は、自分の親については使わず、相手の親に対して使われる表現です。
また「ご両親」とは違い、片方の親だけを指す場合もありますので、相手の両親が健在かどうかわからない時に使える表現です。
「お父様」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お父様」とは、相手の父親を敬って言う際に使われる表現です。
こちらは父親に限って言う場合に使われる言葉ですので、母親には使われません。
例えば「お父様はお元気ですか」のように使われます。
「お母様」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お母様」とは、相手の母親を敬って言う際に使われる言葉です。
上述した「お父様」は父親限定でしたが、こちらは母親限定の言葉です。
「お父様」と「お母様」は、相手の両親にも使えますし、自分の両親に対しても使える表現です。
「ご両親」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご両親」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「親」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「親」とは、自分の両親について言う場合の言葉です。
一般的な両親を表す言葉ですのでよく耳にしますが、尊敬の意味はありませんので、「僕の親は田舎で生活している」のように使います。
相手の親を言う際に使うと失礼に当たる場合がありますので注意が必要です。
「父母」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「父母」とは、自分の両親を指す言葉で、片方の親ではなく、両方の親を言う際に使われる言葉です。
こちらも自分の親を言う場合に使われる表現ですので、相手の親に対しては使いません。
「父母」は、「ふぼ」と「ちちはは」の二通りの読み方があります。
まとめ
親を意味する表現は「ご両親」を始め、幾つか存在します。
誰の親を言うのかによって適した言い換えがありますので、状況によって使い分けるとよいでしょう。