本記事では、「日課」の言い換え語を解説します。
「日課」とは?どんな言葉
毎日のように繰り返しやる、お決まりの行動や仕事を表す言葉です。
人によって洗顔、掃除、点検、散歩など違った日課を行なうことになります。
「日課」の言い換えのお勧め
ここでは「日課」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「習慣」
◆ 使い方やニュアンスの違い
習慣とは、ずっと繰り返して行っている間に決まりとなったことです。
「毎日の散歩を習慣としている」のように用いることができます。
日課というよりも個人的なことに使われがちです。
「しきたり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
しきたりとは、むかしから家族や集団の中で習慣となっている行動を意味しています。
「お風呂掃除は家族のしきたりだ」などと言うことができるでしょう。
しきたりと言うほうが、かなり古風な言い方になります。
「慣例」
◆ 使い方やニュアンスの違い
慣例とは、繰り返し行われることで習慣になったことを指す言葉です。
「彼は遅刻が慣例になった」のように使用でき、日課との違いはほとんどありません。
「日課」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「日課」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Routine(ルーティン)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Routineとは、いつもの決まった動作や日課という意味がある英単語で、道を意味する「Route」が語源となっています。
「運動をしてから食事するルーティン」などと言うことができるでしょう。
ルーティンと言うほうがカジュアルな印象になります。
「恒例」
◆ 使い方やニュアンスの違い
恒例とは、決まった方式や日時で行われることを意味する言葉です。
「毎年恒例のクリスマス行事」というふうに用いられます。
恒例と言うほうが、個人的なことよりも儀式や行事に使われています。
「因習」
◆ 使い方やニュアンスの違い
因習とは、古くから代々伝わってきた風習のことで、弊害や非難の意味が含まれる物事を指します。
「もはや改めなければならぬ因習だ」のように言われるでしょう。
日課に比べるとあまり使われることのない表現です。
まとめ
日課の言い換え語としては、習慣やしきたりなどが良く使われています。
ただし恒例や因習などのように、意味や使う場面が違っているものには気をつけてください。