本記事では、「結構な品」の言い換え語を解説します。
「結構な品」とは?どんな言葉
「結構な品」とは、素晴らしい贈り物という意味です。
「この度は結構な品をお贈りくださいまして、ありがとうございます」「結構な品を賜りまして、大変恐縮です」という様に、贈り物へのお礼によく使う言い回しです。
「結構な品」の言い換えのお勧め
ここでは「結構な品」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「結構なもの」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「結構なものを頂き、誠にありがとうございました」という様に使用します。
「品」と「もの」の違いですが、「品」の方がより丁寧なニュアンスです。
「もの」と平仮名で表記することで、文全体が柔らかい印象になります。
「結構なお品」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「結構なお品を頂戴し、ありがたくお礼申し上げます」という様に使用します。
「品」と「お品」の違いですが、「お品」の方がより丁寧なニュアンスです。
「結構なお品」という言い回しは、お礼状などで1番よく使われます。
「結構なお品物」
「結構なお品物を頂戴し、光栄に存じます」という様に使用します。
「品」と「お品物」の違いですが、「お品物」の方がより丁寧なニュアンスです。
「結構な品」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「結構な品」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「結構なお中元(お歳暮)の品」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「結構なお中元(お歳暮)の品をお贈りいただき、ありがとうございました」という様に使用します。
お中元・お歳暮へのお礼の際には、この言い回しがよく使われます。
「結構なお祝いの品」
「この度は、結構なお祝いの品をいただき恐縮です」という様に使用します。
結婚祝い・出産祝い・入学祝など、お祝いの品へのお礼の際には、この言い回しがよく使われます。
「過分なお祝い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「先日は過分なお祝いを頂戴いたしまして、誠にありがとうございました」という様に使用します。
結婚祝い・出産祝い・入学祝など、お祝いへのお礼の際によく使われます。
「過分なお祝い」には頂いたお祝いの金額が十分すぎる金額である、自分の身には余るような立派なものであるという意味合いがあり、恐縮するようなニュアンスがあります。
「温かいお心遣い」
「出産の際には温かいお心遣いをいただき、感謝しております」という様に使用します。
「結構な品」に比べると、カジュアルなニュアンスです。
贈り物が比較的安価であったり、心のこもったメッセージと一緒に贈られたものであったりすると、こちらの表現のほうがふさわしいです。
まとめ
「結構な品」には多くの似た意味の言葉があります。
必要な丁寧さや、どういうシーンでの贈り物に対するお礼なのかに着目すると、よりふさわしい言い回しになるでしょう。