本記事では、「至難の業」の言い換え語を解説します。
「至難の業」とは?どんな言葉
「至難の業」とは、かなり難しいという意味の「至難」と行為を意味する「業」が合わさった言葉です。
「30歳を越えて始めたことでプロになるのは至難の業だ」という様に使用し、かなり難しい行為を意味します。
「至難の業」の言い換えのお勧め
ここでは「至難の業」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「非常に難しい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女を説得するのは非常に難しい」という様に使用します。
「至難の業」を平易に言い換えた言葉で、「至難の業」の方が難しさを強調しています。
「困難」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「試合で得点するのは初心者には困難だ」という様に使用します。
「困難」より「至難の業」の方が難しさを強調しています。
「至難の業」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「至難の業」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「不可能に近い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女が1位を取るのは不可能に近い」という様に使用します。
「不可能に近い」よりも「至難の業」の方が、まだできる可能性があるニュアンスです。
「不可能に近い」は可能性がゼロに近いことを強調しており、「至難の業」は実現が難しいことを強調しています。
「ほぼ不可能」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ここから挽回して勝利するのはほぼ不可能だ」という様に使用します。
「ほぼ不可能」よりも「至難の業」の方が、まだできる可能性があるニュアンスです。
「ほぼ不可能」は可能性がほぼ無いことを強調しており、「至難の業」は実現が難しいことを強調しています。
「可能性はゼロに近い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼の足が再び運動できるまでに回復する可能性はゼロに近い」という様に使用し、ほぼ実現が難しい状態を指しています。
「至難の業」は行為に対する言葉ですが、「可能性はゼロに近い」は事象に対して使用します。
「可能性はゼロに近い」は「至難の業」よりも客観的なニュアンスがあります。
「望みは薄い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女が遭難した山の中でまだ生きている望みは薄い」という様に使用し、ほぼ可能性がない状態を意味します。
「至難の業」は行為に対する言葉ですが、「望みは薄い」は事象に対して使用します。
上の「可能性はゼロに近い」を婉曲的に言い換えた言葉です。
まとめ
「至難の業」には多くの似た意味の言葉があります。
難しさの度合いや強調したい点に着目すると、よりふさわしい言い回しになるでしょう。