本記事では、「器用」の言い換え語を解説します。
「器用」とは?どんな言葉
手などの身体の部位を駆使して、何かの物事を巧みにこなす技術に優れていること、要領よくことをこなせることを意味する言葉です。
「器用」の言い換えのお勧め
ここでは「器用」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「上手」
◆ 使い方やニュアンスの違い
上手とは、とある物事についての技術が巧みであること、うまい状態を表す言葉です。
「この子は絵がお上手だ」のように言うことができ、器用よりも日常で使う頻度が高い傾向にあります。
「腕利き」
◆ 使い方やニュアンスの違い
腕利きとは、何らかの技能について優れている様子を意味しています。
「腕利きの職人が作り上げた家具」などと用いられるでしょう。
腕利きと言うほうが腕を使っての技術が高いニュアンスになります。
「腕前」
◆ 使い方やニュアンスの違い
腕前とは、なにかの物事の技術や能力がとても高く、手際よく行えることを表す言葉です。
「料理の腕前は一流だった」と用いることができます。
腕前の場合にも腕を使うことに比重がかかった言い方です。
「器用」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「器用」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Skillful(スキルフル)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Skillfulとは、巧妙や器用、才能をもっていることなどを表す英単語です。
日本語でも「彼女はとてもスキルフルだ」のように言われることがあります。
スキルフルと言うほうが、カジュアルな印象です。
「やり手」
◆ 使い方やニュアンスの違い
やり手とは、何かの物事を行う人のことであり、特に高い技能を持って優れた人を表す言葉です。
「近いうちにやり手が入社するらしい」などと言いあらわせて、器用に比べると能力よりもその人の存在自体を表す言い方になります。
「器用貧乏」
◆ 使い方やニュアンスの違い
器用貧乏とは、さまざまな物事を上手にこなすことができるために、かえって成功できないことを意味しています。
「いつの間にか器用貧乏になっている」のように言う事ができるでしょう。
器用といってもネガティブなニュアンスが付きまとう言葉です。
まとめ
器用とは物事を巧みに行えることであり、その言い換え語には上手や腕利きなどがありました。
他の類語である多能、達者、手まめなどを選んでも良いでしょう。