本記事では、「玄関」の言い換え語を解説します。
「玄関」とは?どんな言葉
家や店舗などにある、建物の正式な出入り口のことです。
その語源は仏教(禅宗)用語で、玄妙な道に入る関門を略したものでした。
「玄関」の言い換えのお勧め
ここでは「玄関」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「出入り口」
◆ 使い方やニュアンスの違い
出入り口とは、建物の出たり入ったりするドアのあるところを表す言葉です。
「出入り口で猫が寝ています」などと用いることができます。
出入り口の場合には正面玄関だけでなく、外に通じる扉や窓に適用することができるでしょう。
「戸口」
◆ 使い方やニュアンスの違い
戸口とは、建物に付いている玄関を表す言葉です。
「戸口から蚊が入って困る」というふうに言い表し、玄関とほぼ同じように使い回すことができます。
「門戸」
◆ 使い方やニュアンスの違い
門戸とは、家にある門と戸を合わせた言葉であり、玄関を意味しています。
「門戸の施錠はちゃんとして」のように使われるでしょう。
これは他に比べると古風な言い方になり、他と交流する為の入り口の意味でも使うことができます。
「玄関」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「玄関」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Entrance(エントランス)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Entranceとは、入り口、玄関を表している英単語です。
「早朝にエントランスに入った」のように日本語のカタカナ語としても使われます。
自宅よりも施設や店舗に使われる傾向にあるでしょう。
「pouch(ポーチ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Pouchとは、西洋建築で玄関の前を屋根で覆った部分を意味する英単語です。
カタカナ語で「玄関のポーチに蜘蛛の巣があった」などと使われます。
ポーチは玄関の外側という意味になるので区別が必要です。
「昇降口」
◆ 使い方やニュアンスの違い
昇降口とは、段差があって登ったり降りたりすることが必要な出入り口や、校舎の玄関や乗り物の乗り場の意味がある言葉です。
「夜の学校の昇降口が怖い」のように言い表すことができます。
ただし自宅の玄関や店舗などには用いられることがありません。
まとめ
玄関の言い換えでは、出入り口や戸口などが相応しいものがありました。
そして英語のエントランスやポーチなどの言い方にすれば、カジュアルな印象になるのでぜひ選んでみてください。