本記事では、「楽しみ」の言い換え語を解説します。
「楽しみ」とは?どんな言葉
「楽しみ」という言葉は、「たのしいと感じる」できごとや「心が晴れて気分が上がる」様子などを表し、主に人々を楽しませる遊びやサービスなどを指して用いられる文言です。
ビジネスでも使える「楽しみ」の言い換えのお勧め
ここでは「楽しみ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「道楽(どうらく)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「本業とは別のことに熱中して楽しむ」さまや「趣味としてある事を追求する」様子などを示す言葉で、本来は「仏道を追い求める」という意味合いの仏教用語を由来とする文言になります。
「余興(よきょう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「興をそえるために行う演芸」や「行事などにおけるかくし芸」などを表し、また一方では「おもしろいと思う気持ちが後々まで残る」さまを示す表現としても使われている文言です。
「娯楽(ごらく)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
主に仕事や勉学などの合間に行われる遊びや気分転換などを指して用いられる言葉で、「余暇(よか)に楽しむ遊び」や「気分をスッキリさせたり、心を慰めるために行われる活動」などを示す表現になります。
「興に入る(きょうにいる)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「深く面白みを感じる」さまや「興味をもって夢中になる」様子などを表す言葉で、特定の事柄について喜んだり、ある物事を楽しいと感じる際に用いられる慣用表現です。
「楽しみ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「楽しみ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「憂さ晴らし(うさばらし)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「嫌な気分をまぎらわす」さまや「苦しいことや辛いことなどを忘れる」様子などを表し、文字どおり「悲しい気分」を表す「憂さ」を「晴らす」という意味合いの文言になります。
「生き甲斐(がい)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「人生における張り合い」や「生きていく上での喜び」などを示す言葉で、ある人の人生におけるもっとも大切なものや、生きていく上での原動力(げんどうりょく)となる対象を指して使われる表現です。
「茶目っ気(ちゃめっけ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「可愛らしい雰囲気が感じられる」さまや「愛嬌(あいきょう)やユーモアなどを感じさせる」性質などを示す言葉で、人を笑わせようとしたり、楽しませようとする気持ちや性格などを指して用いられる表現になります。
「気晴らし(きばらし)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
憂鬱(ゆううつ)な気持ちを発散して気分を晴らす、という意味合いの言葉で、「他の事に目を向けて気持ちをスッキリさせる」さまや「気分を晴らすために行う行為」などを示す表現として用いられています。
まとめ
「楽しみ」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつも存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
