本記事では、「ネガティブ思考」の言い換え語を解説します。
「ネガティブ思考」とは?どんな言葉
現状のあらゆる物事や未来について悪い方に考えてしまう、悲観的や否定的な思考のことです。
ポジティブ思考の対極と位置づけられています。
「ネガティブ思考」の言い換えのお勧め
ここでは「ネガティブ思考」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「マイナス思考」
◆ 使い方やニュアンスの違い
マイナス思考とは、さまざまな物事をマイナスな方向にばかり考えてしまう、否定的な思考を表しています。
「上手く行かずにマイナス思考に陥る」のように用いられ、ネガティブ思考と同じように言い回すことが可能です。
「悲観的」
◆ 使い方やニュアンスの違い
悲観的とは、あらゆる事態を悪い方に考えてしまったり、将来に希望を持つことができない状況のことです。
「あの人は悲観的過ぎて腹が立つ」などと言うことができます。
悲観的というほうが敬語の中では使われがちな表現です。
「ペシミズム」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ペシミズムとは、最悪を意味するラテン語を由来とする言葉で、この世は悪が支配しており、人生には価値がなく何をしても上手く行かないという厭世(えんせい)主義のことです。
「ペシミズムを持ち込まないで」のように用いられるでしょう。
厭世主義の人はペシミストと呼ばれています。
「ネガティブ思考」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「ネガティブ思考」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Negativ thinking(ネガティブシンキング)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Negativ thinkingとは、悲観的な思考を意味する英語の表現です。
「you are very negative thinking」などのように言う事ができ、日本語の中でも「ネガティブシンキングをやめて」とカタカナ語として機能することもあります。
「弱気」
◆ 使い方やニュアンスの違い
弱気とは、何かの物事を行う上で気力に乏しいこと、エネルギーが弱いことを表す言葉です。
「弱気になりがちだけれど頑張ろう」と用いることができて、悲観的な気持ちとは若干違うニュアンスになります。
「消極的」
◆ 使い方やニュアンスの違い
消極的とは、自ら積極的に物事に対して取り組まないことや、否定的な思考であることを意味しています。
「消極的な姿勢なので評価されなかった」のように言い回すことができるでしょう。
まとめ
ネガティブ思考とは悪いように捉えてしまうことであり、言い換え語としては悲観的やペシミズムなどが存在しています。
類語としては否定的、負の感情、後ろ向きという言い方を選んでみることも可能です。