本記事では、「なし崩し」の言い換え語を解説します。
「なし崩し」とはどんな言葉で、どういう場面で使われるのでしょうか。
ここでは「なし崩し」の言い換えとしておすすめの言葉や、類語や類義語、英語での言い方を紹介します。
「なし崩し」とは?どんな言葉
「なし崩し」とは、計画や決断があいまいになって、結局何もしないで終わることを表す言葉です。
元々は、土や石を積み上げたものが自然に崩れることを指していました。
例えば、「旅行の計画がなし崩しになった」や「彼との関係がなし崩しに終わった」のように使われます。
「なし崩し」の言い換えのお勧め
ここでは、「なし崩し」の言い換えのお勧めを紹介します。
「ほうっておく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ほうっておく」とは、何もしないで放置することを表す言葉です。
やや口語的で意図的な印象があります。
例えば、「問題をほうっておくと悪化するよ」や「彼女をほうっておくと寂しがるだろう」のように使われます。
「流れる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「流れる」とは、何もしないで終わることを表す言葉です。
水や空気などが流れるように自然に進む様子をイメージさせます。
例えば、「話が流れて忘れてしまった」や「予定が流れて暇になった」のように使われます。
「消化不良」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「消化不良」とは、何もしないで終わることを表す言葉です。
食べ物が胃に残るように満足感や納得感が得られない様子を表現します。
例えば、「映画が消化不良だった」や「彼と別れて消化不良だった」のように使われます。
「なし崩し」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは、「なし崩し」の類語や類義語のお勧めを紹介します。
「let it slide」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「let it slide」とは、英語で「なし崩しやほうっておく」を表す言葉です。
例えば、「We had a plan to go camping, but we let it slide」のように使われます。
「ずるずる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ずるずる」とは、何もしないで終わることを表す言葉です。
長引くことや不快なことを強調することが多く、擬音語的な響きがあります。
例えば、「仕事がずるずると終わらない」のように使われます。
「放り投げる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「放り投げる」とは、何もしないで終わることを表す言葉です。
手放すことや断念することを強く表現します。
例えば、「勉強を放り投げて遊んでしまった」や「彼に全てを放り投げて別れた」のように使われます。
まとめ
この記事では、「なし崩し」の言い換え語について解説しました。
それぞれの言い換え語は、使われる場面や雰囲気が異なります。
また、使い方やニュアンスが異なります。
この記事を参考にして、「なし崩し」の言い換え語を使い分けてみてください。
あなたの文章やコミュニケーションに役立つと思います。