本記事では、「探す」の言い換え語を解説します。
「探す」とは?どんな言葉
「探す」という言葉は、「自分が欲しい物を追い求める」さまや「自らが見たことのない物を見つけるためにいろいろな場所を見て回る」様子などを示しており、失くしてしまった物や、見えなくなってしまった物などをさがす際には別表記である「捜す」という語が用いられています。
ビジネスでも使える「探す」の言い換えのお勧め
ここでは「探す」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「探索(たんさく)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「未知の事柄などをさぐって調べる」さまや「全貌(ぜんぼう)が明らかではないことを深く掘り下げる」様子などを表し、特定の物を見つけ出す行動を指して用いられています。
「物色(ぶっしょく)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
文字が示すとおり、本来は「物の色」を示す言葉でしたが、そこから「物の色や姿形などを見極める行為」を表す意味合いに転じた文言になります。
「糸口をつかむ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある状況から抜け出すためのきっかけを得る」さまや「次のステップへの足掛かりをつくる」様子などを表し、巻いてある糸の端をつかむことでそこから新たな展開が生まれる、という意味合いの表現になります。
「試行錯誤(しこうさくご)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「いろいろと思いめぐらせて考えをまとめる」さまや「失敗を繰り返しながら最終目的に近づいていく」様子などを表し、様々な方法を試しながら答えを導いていく、という意味合いで使われる四字熟語になります。
「探す」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「探す」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「追い求める」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「自分が望んでいるものを追いかけて探す」さまや「目的のものを求めて追いかける」様子などを表し、人や物などを対象に使われる文言になります。
「尋ねる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「所在がわからないものなどをさがし求める」さまや「物事の本質をつかむためにあれこれ調べたり考えたりする」様子などを表し、「訪ねる」や「訊ねる」などという語と同じ意味合いの表現になります。
「掘り起こす」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「掘って土を返す」という意味の言葉ですが、転じて「話を改めて確認する」さまや「以前の話を検証しなおす」などという意味合いで使われる文言です。
「探り当てる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「目的の物などをさぐって見つけ出す」さまや「未だ見たことのない物を追い求める」様子などを示す言葉で、苦労を惜しまずに目的のものを見つけ出す、という意味合いの表現です。
まとめ
「探す」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつも存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。