本記事では、「脱出」の言い換え語を解説します。
「脱出」とは?どんな言葉
何らかの危険が迫っていたり悪くなった状況などから、抜け出したり飛びだしたりする意味の言葉です。
「脱出」の言い換えのお勧め
ここでは「脱出」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「逃走」
◆ 使い方やニュアンスの違い
逃走とは、危険や嫌な状況から急いで逃げることを表す言葉です。
「命の危険を感じて逃走した]などと言うことができます。
脱出よりも逃げることがわかりやすい表現です。
「逃げ出す」
◆ 使い方やニュアンスの違い
逃げ出すとは、身の危険のある場所などから抜け出て去ることや、捕まらないように離れる意味がある言葉です。
よく「一目散に逃げ出した」のように用いられることがあります。
「スタコラサッサ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
スタコラサッサとは、あわてた様子でその場から逃げ去ることを表す擬音語です。
よく「スタコラサッサと居なくなった」のように言われ、脱出に比べるとカジュアルな表現にできます。
「脱出」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「脱出」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Escape(エスケープ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Escapeとは、脱出や逃亡などの意味をもっている英単語です。
英語の会話で「Escape from a dangerous place」と語ることができます。
日本語の中でも「危ないからエスケープした」のようにカタカナ語として用いることが可能です。
「とんずら」
◆ 使い方やニュアンスの違い
とんずらとは、身を隠しながら去ることを表す「遁」に、にげる意味の「ずら」を合わせ、面目をなくして逃走するという意味を持つ言葉です。
「翌日にはとんずらしてました」などと用いられます。
脱出に比べると、悪い印象で逃げるニュアンスになるでしょう。
「ドロン」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ドロンとは、煙のように姿を隠したり、逃げたことを表す擬音語です。
「彼は急にドロンといなくなった」のように言い表すことができ、消えた印象が強い場合に用いられがちです。
まとめ
脱出には上記のような言い換え語があり、逃走や逃げ出すなどの言い方が無難なのでした。
スタコラサッサやとんずらなど、面白い類語が多い傾向にあるようです。