本記事では、「廊下」の言い換え語を解説します。
「廊下」とは?どんな言葉
建物の内部に作られて、人が移動をするために使われている通路を表す言葉です。
「廊下」の言い換えのお勧め
ここでは「廊下」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「縁側」
◆ 使い方やニュアンスの違い
縁側とは、日本建築に見られる、和室の外側に作られる板張り廊下を表す言葉です。
「猫は縁側がお気に入りだ」のように言うことができます。
ただし建物の中央に通るタイプの廊下には適していないでしょう。
「通路」
◆ 使い方やニュアンスの違い
通路とは、建物の内外にある移動するために使われる通り道のことです。
「室内の通路を奥に進んで」などと用いられますが、通路の場合には屋外の通路までも含むので注意が必要です。
「渡り廊下」
◆ 使い方やニュアンスの違い
渡り廊下とは、住宅や施設などに作られる、離れている建物や部屋同士を繋ぐ種類の通路のことです。
「道路をまたぐ渡り廊下が特徴的だ」のように用いられます。
ただし建物の真ん中に通るような廊下には適用されません。
「廊下」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「廊下」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Corridor(コリドー)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Corridorとは、建物の中に通る廊下や、回廊の構造などを意味するイギリス英語です。
「The school corridor at night is scary」というふうに言う事ができます。
また日本語でも「おしゃれなコリドーを通って」のように使われることも頻繁です。
「生活動線」
◆ 使い方やニュアンスの違い
生活動線とは、家の中で移動する際に必ず通る、重要な通り道のことです。
「生活動線の中心は玄関から続く廊下だ」のように用いることができます。
ただし生活動線の場合には、廊下ではない場所も含まれるでしょう。
「回廊」
◆ 使い方やニュアンスの違い
回廊とは、協会や寺院に作られる廊下の一種です。
ぐるりと取り囲んだり折れ曲がったりしながら長く伸び、その種類には単廊や複廊などがあります。
「神社の回廊を通って本殿に向かう」のように言うことができますが、一般住宅にはほとんど適用されません。
まとめ
廊下の言い換えとしては、縁側や通路などが相応しい印象ですが、類語は少ないのが実情です。
英語の場合には「Hallway」を活用してみても良いでしょう。