本記事では、「申し入れ」の言い換え語を解説します。
「申し入れ」とは?どんな言葉
日常会話ではあまり使わない「申し入れ」。
自分の主張を大きな団体や役所、企業に伝えることをいいます。
ある目的を達成するために、はっきり物申すことをあらわします。
例えば「労働組合が会社側に、ストの申し入れをおこなった」のように活用します。
ビジネスでも使える「申し入れ」の言い換えのお勧め
ここでは「申し入れ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「届け出」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「申し入れ」はこちらの要求をはっきり相手に伝えるという、大掛かりな訳があります。
単純に会社に有給休暇や産休、テレワークの申請用紙を提出する場合は「届け出」を用います。
「来週有給を使いたいのですが、届け出用紙をいただけますか」のように引用してみましょう。
「申し出」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらから申し出るという意味があります。
「申し入れ」は強い主張がある時に使われ「申し出」は自分の意見を述べたり、提案したりする軽い雰囲気も含まれています。
また「手伝いましょうか」と自分から手を挙げる場面でも使われています。
「イベント当日のお手伝いとして、地域のボランティア団体から申し出がありました」のように活用してみましょう。
「ご要望」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「こうしてくれたら、嬉しい」という先方の期待を含んでいるのが「ご要望」です。
例えば取引先にヒアリングに行き「〇〇社のご担当者様から、このようなご要望がありました」と上司に報告するシーンで使います。
「ご要望がありましたら、お聞かせください」としても活用できるので、覚えておきましょう。
「申し入れ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「申し入れ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「意見」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「こう思う、こうしたい」というその人の見解をあらわしています。
ひとつの問題が起こった時に「賛成意見、反対意見」と分けることもできます。
「ダム建設について、地域住民の多くが反対意見を持っていた」のように使います。
「注文をつける」
◆ 使い方やニュアンスの違い
あることに反対して、文句を言うというニュアンスがあります。
ネガティブな意味があるので、しつこいクレームに悩んでいる時などに使います。
「見ず知らずの客から、注文をつけられた」がひとつの例です。
「助言」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「こうした風がいい」とアドバイスすることをいいます。
こちらはポジティブな意味で使われています。
「尊敬する人から、心強い助言をもらった」のように使ってみましょう。
まとめ
「申し入れ」について解説しました。
他の表現も取り入れて、色々な会話に役立てていきましょう。