本記事では、「責任を負いかねます」の言い換え語を解説します。
「責任を負いかねます」とは?どんな言葉
トラブルに際して、その責任は持てないということを伝えるフレーズです。
かねるは他の動詞と組み合わせることで、不可能であることや困難であることという意味を表します。
したがって、責任を負いかねますは責任は負えないという意味を表すのです。
「今回のトラブルに関しまして、弊社では責任を負いかねます」のように使われています。
ビジネスでも使える「責任を負いかねます」の言い換えのお勧め
ここでは「責任を負いかねます」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「責(せ)めを負いかねます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
責めとは、精神的、肉体的に苦痛を与えて懲らしめることなどの意味を含みますが、ここでは負わされた任務や義務、責任という意味を指し示しています。
そして、責めを負うは責任にある立場にいることや責任を取ることという意味を表す慣用句です。
「おっしゃっている件に関してですが、私では責めを負いかねます」のように使われています。
「義務を負いかねます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
義務は各々の立場に応じた、果たして当然の務め、倫理学において、道徳上や道義上で人がやるべき当然のことを意味する言葉です。
したがって、義務を負いかねますとすることで、責任を負いかねますと同じようなニュアンスを表すことができると解釈できるでしょう。
「権利が保証されていない以上、義務を負いかねます」のように使われています。
「責任を負いかねます」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「責任を負いかねます」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「責任は負えない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
責任を負いかねますをシンプルに日常会話表現へと言い換えたフレーズです。
「やるのは君の自由だけど、責任は負えないよ」のように使われています。
「知ったこっちゃない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
自分には関係ない、自分の知るところではないなどのニュアンスで使用されるフレーズであり、責任を負いかねますのカジュアルな言い換えとしても使用することが可能です。
「君がどうなろうと私の知ったこっちゃない」のように使われています。
まとめ
責任を負いかねますは敬語表現からカジュアルな表現まで色んなフレーズに言い換えることができます。
表現の幅を広げるためにも、是非この記事を参考にしてみて下さい。