本記事では、「鼻水」の言い換え語を解説します。
「鼻水」とは?どんな言葉
鼻水とは、鼻腔内で分泌される粘り気があって流動する体液を表す言葉です。
鼻水は風邪をひいたりアレルギーによって出ることがあります。
「鼻水」の言い換えのお勧め
ここでは「鼻水」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「鼻汁」
◆ 使い方やニュアンスの違い
鼻汁とは、鼻の穴から流れ出てくる粘り気のある体液のことで、鼻水とまったく同じ意味です。
「花粉症で鼻汁が滝のようだ」などと用いられることがあります。
鼻汁はスラングであり、鼻水より使用頻度は低い言い方です。
「洟(はな) 」
◆ 使い方やニュアンスの違い
洟とは、鼻腔から流れる液体のことで、鼻水や鼻汁と同様です。
「なぜか洟が止まらず困ります」のように使うことができます。
洟と書くと、鼻水よりも上品かつ古風な印象です。
「水ばな」
◆ 使い方やニュアンスの違い
水ばなとは、まるで水のような薄い鼻水のことです。
「昨日から水ばなが止まらない」といった用法ができるでしょう。
促音を入れて「水っぱな」と言い表すことも可能です。
「鼻水」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「鼻水」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Snot(スノット)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Snotとは、鼻水を意味している英単語で、鼻くそのことも含まれます。
英語で「A lot of Snot today」のように言うことができますが、日本語でスノットを使う機会はほとんどありません。
またスノットの場合は生意気な奴、うっとうしい奴という意味もあります。
「鼻すすり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
鼻すすりとは、風邪などの症状で鼻水が出た時、鼻の不快感や詰まりを解消するため喉側に吸い込むことです。
「彼の鼻すすりの音がうっとうしい」などと言われ、鼻水が出る時の対処法の意味合いで使われます。
「洟たれ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
洟たれとは、鼻水をたらしている状態、またその人自身や幼い子供を意味する言葉です。
「洟たれ小僧のくせに」のように、経験が浅い者や若い者をあざける意味でも使われます。
まとめ
鼻水の言い換え語には鼻や洟を使うものがありますが、それほど数多くは存在していません。
上記のような言い方から選ぶのがおすすめです。