本記事では、「明け暮れる」の言い換え語を解説します。
「明け暮れる」とは?どんな言葉
「明け暮れる」とは、終始そのことをしているという意味です。
「私は勉強に明け暮れている」という様に使用します。
「明け暮れる」の言い換えのお勧め
ここでは「明け暮れる」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「没頭する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼は絵を描くことに没頭している」という様に使用します。
「没頭する」は「明け暮れる」に比べてそのことに対し集中している度合いが高く、のめり込んでいるニュアンスがあります。
「没入する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女は仕事に没入している」という様に使用し、心血を注ぎ集中している様子を指します。
上に挙げた「没頭する」よりもより集中度合いが高いニュアンスです。
「熱中する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女はサッカー観戦に熱中している」という様に使用します。
「明け暮れる」に比べ「熱中する」は、そのことが好きで熱くなっていることが強調されています。
「打ち込む」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼は部活動に打ち込んでいる」という様に使用し、熱心に取り組んでいることを意味します。
「明け暮れる」は「彼はギャンブルに明け暮れている」などネガティブなニュアンスでも使用されますが、「打ち込む」は主にポジティブな内容の際に使用されます。
「明け暮れる」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「明け暮れる」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「掛かり切りになる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女は子供たちの世話に掛かり切りになった」という様に使用され、「明け暮れる」同様終始そのことをしているという意味があります。
しかし「明け暮れる」は自ら望んで行っているニュアンスがありますが、「掛かり切りになる」は本人の意志に関わらずそうなった状況を指します。
「夢中になる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼は映画に夢中になっている」と言う様に使用し、心が奪われている状況を指します。
「明け暮れる」は行為に使用されますが、「夢中になる」は行為の他に対象が物や人の場合にも使用されます。
「我を忘れる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「その本を読むことに我を忘れた」という様に使用し、自分の存在を忘れるほど夢中になる様子を指します。
上に挙げた「夢中になる」よりも、より強くのめり込んでいることが強調されています。
まとめ
「明け暮れる」には多くの似た意味の言葉があります。
強調したい要素によって言い換えると、よりふさわしい言い回しになるでしょう。