本記事では、「並びに」の言い換え語を解説します。
「並びに」とは?どんな言葉
「並びに」という言葉は、「両方とも」または「その他(ほか)にも」などという意味合いで使われており、ひとつの文章の中で2つ以上の物事を並べて表現する際に用いられる表現で、「生徒並びに保護者のみなさんはご起立ください」などという言い回しで使用されています。
ビジネスでも使える「並びに」の言い換えのお勧め
ここでは「並びに」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「加えて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
先述した内容を受けてさらに別の事柄を後に付け加える際に使われる文言で、「〇〇だけでなく」あるいは「おまけに」などというニュアンスで用いられる表現です。
「及(およ)び」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「または」ないし「いずれも」などという意味合いで使われる接続詞で、複数の事柄などを並列してあげていく場合に使われる文言で、「募集しているのは営業職及びエンジニアになります」などという表現で使われています。
「並びに」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「並びに」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「しかも」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それにもかかわらず」もしくは「そのうえさらに」などという意味合いで使われており、前述した内容を強調させたい時に用いられる接続表現になります。
「そのうえ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それだけでなく」または「そこへもってきて」などという意味合いで使われる言い回しで、それに関してさらに言葉と付け加えるとすればなどというニュアンスで使用されています。
まとめ
「並びに」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。