本記事では、「メンバー」の言い換え語を解説します。
「メンバー」とは?どんな言葉
「集団の一員」や「会員」などを表す英単語「member」を由来とする言葉で、日本語の意味においても同じく「仲間」や「加入者」などという意味合いで用いられる文言になります。
ビジネスでも使える「メンバー」の言い換えのお勧め
ここでは「メンバー」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「構成員(こうせいいん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ある組織や共同体などを構成している一員を表し、「集団における人員」や「組織などを構成する人」などという意味合いの文言になります。
「陣容(じんよう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
本来は軍隊などにおける部隊を配置する形や陣立てなどを示す言葉で、転じて「人員が配置されている実態」や「団体や組織などにおける、各人員の顔ぶれ」などを表す表現として使われています。
「協力者」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ひとつの目的を達成するために力をあわせて活動する人を指して用いられる言葉で、「仕事を共に進めるパートナー」や「金銭的な支援をしてくれる人」などを示す文言です。
「同志(どうし)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
文字どおり「志が同じ人」を表し、「主義や主張などが同じ仲間」や「思想などを共有する人々」などという意味合いで用いられる表現になります。
「メンバー」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「メンバー」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「面子(めんつ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「世間に対する面目(めいもく)」や「ある集団における参加者の顔ぶれ」などを表す言葉ですが、本来は「麻雀を一緒に囲むメンバー」という意味合いで用いられていた表現になります。
「手駒(てごま)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
元々は、将棋における手持ちの駒を指して用いられていた言葉で、転じて「自分が掌握(しょうあく)している部下」や「自らの思い通りに動かすことができる人員」などという意味合いで使われる表現です。
「集まり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「共通の目的で集まった人々」や「ある議題を話し合うための会合」などを示す言葉で、何かの目的やテーマなどを解決するために集まった人や集団などを表す文言になります。
まとめ
「メンバー」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつも存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けるのが良いでしょう。