本記事では、「存じ上げております」の言い換え語を解説します。
「存じ上げております」とは?どんな言葉
「存じ上げております」は謙譲の表現で、「(人物)を知っている」の意味で使われます。
ややこしいことに「存じています」の表現もあり、こちらは「(事柄)を知っている」場合に使います。
ビジネスでも使える「存じ上げております」の言い換えのお勧め
ここでは「存じ上げております」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「面識があります」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「面識があります」の「面識」は、知り合いや顔見知りを意味し、「面識がある」「面識がない」のように使います。
もしビジネスなどで相手などにある人物を知っているか尋ねるときには、「〇〇さんとはご面識はおありでしょうか」と質問できます。
「見知っております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「見知っております」の意味は、「見たことがあり知っている」です。
そのためにこの表現は、実際に会ったことがある、または見たことがある人物について使います。
「お聞きしたことがあります」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お聞きしたことがあります」は、「すでに知っている」との意味です。
もし会ったことがなくても、他人からある人物についての情報を耳にしているときには、「〇〇さんについてお聞きしております」のように表現します。
「存じ上げております」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「存じ上げております」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「知っている」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「知っている」はとてもポピュラーな表現です。
私たちは人、物、事柄を見た経験がある、または情報を得ているときには「〇〇を知っている」と言います。
「知り合い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「知り合い」は知っている人、つまり知人のことです。
友達ほど親密ではないけれど、何らかの交流がある人を知り合いと言います。
「会ったことある」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「会ったことある」は、直接目の前にしたことがあるけれど特別にコミュニュケーションをとっていない人物に対して使う表現です。
まとめ
「存じ上げております」はとてもかしこまった表現です。
「存じております」と似たような表現がありますが、使える対象が違うので間違えないように認識しておくべきです。
