本記事では、「知れ渡る」の言い換え語を解説します。
「知れ渡る」とは?どんな言葉
知れ渡るとは、世間で多くの人々の間に、ある存在が認識されているような状態を表しています。
「知れ渡る」の言い換えのお勧め
ここでは「知れ渡る」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「広く伝わる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
広く伝わるとは、ある存在について世間に知られていることを意味する言葉です。
「すでに評判が広く伝わっております」などと言われます。
知れ渡るとまったく同じような表現にできるでしょう。
「周知」
◆ 使い方やニュアンスの違い
周知とは、世の中の広範囲で知られることを意味する言葉です。
「問題があることは周知の通りです」のように使われて、知れ渡るよりも簡易的に表すことが出来ます。
「一般的になる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
一般的になるとは、世の中に知られることで、存在が珍しくなくなることを表す言葉です。
「この道具は一般的になったので」などの用法ができ、知れ渡るの言い換えとしては適切でしょう。
「知れ渡る」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「知れ渡る」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「well known(ウェルノウン)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
well knownとは、知れ渡ること、知名度が高いことを意味する言葉です。
「It was well known in this country」などと言い回すことができます。
しかし日本語の中では、カタカナ語として使われることはほぼありません。
「市民権を得る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
市民権を得るとは、ある存在が世間で珍しくなくなることを意味する表現です。
「もう市民権を得ることができました」といった用法ができるでしょう。
この言い方の場合には、人々に認められたというニュアンスが強くなります。
「高名」
◆ 使い方やニュアンスの違い
高名とは、人や物事などについて高い評価がされて、世の中で名が知られていることを表す言葉です。
「御高名な方と出会えて嬉しいです」という使い方ができます。
高い評判を元にするので、知れ渡るに比べて使用する場面が限定される言い方です。
まとめ
意外と様々な形で言い換えられるのが、知れ渡るという言葉です。
他にも有名になる、すっかり普及するなど類語が多々存在するので、適切な言い換えを検討してみてください。