本記事では、「ともあれ」の言い換え語を解説します。
「ともあれ」とは?どんな言葉
「ともあれ」という言葉は、「さまざまな事情があったとしても」または「いずれにせよ」などという意味合いで使われており、よく耳にする「何はともあれ」という語は「何が起きたとしても」ないし「どのようになろうとも」などというニュアンスで使われる文言になります。
ビジネスでも使える「ともあれ」の言い換えのお勧め
ここでは「ともあれ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「当面(とうめん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「現在あることに直面している」さまや「ある事態や状況などをまのあたりにする」様子などを表し、ある事物などが目の前に存在しているなどというニュアンスで使われる文言です。
「差し当たって」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「今現在の進行していることに限って」あるいは「今しばらくの間」などという意味合いで使われており、「差し当たり」または「さしづめ」などという語句とほぼ同様のニュアンスで使用されています。
「応急措置(おうきゅうそち)として」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「とりあえずの処置として」ないし「一時的な間に合わせとして」などという意味合いで使われており、急場や緊急事態などをしのぐために行う仮の処置を指して使われる言い回しになります。
「ともあれ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ともあれ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「兎に角(とにかく)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「最終的には」または「いずれにしても」などという意味合いで使われており、文字が示すとおり「兎(うさぎ)に角(つの)」というありえない組み合わせから転じて、「存在しないもの」を示す文言として使われ始めた語句になります。
「とりあえず」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「一応の処置として」または「間に合わせとして」などという意味合いで使われており、他のことはさておいてまず第一になどというニュアンスで使われる表現です。
まとめ
「ともあれ」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。
