本記事では、「さよなら」の言い換え語を解説します。
「さよなら」とは?どんな言葉
人と別れる際によく使われる言葉です。
江戸時代に別れ際に、それならを意味する「左様ならば」と言っていたのが、さよならという別れの言葉の起源になりました。
「さよなら」の言い換えのお勧め
ここでは「さよなら」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「またね」
◆ 使い方やニュアンスの違い
またねとは、再びを意味している「また」を用いて、また会おうという意味がある言葉です。
「お疲れさまでした、またね」などと言われるでしょう。
またねは非常に砕けた言葉で、普段の会話に用いられます。
「それでは」
◆ 使い方やニュアンスの違い
それではとは、「それではここで別れよう」を簡略化した意味の別れの言葉です。
「今日はお開きにしましょう、それでは」といった形で用いられています。
さよならと同じように使うことができるでしょう。
「さらば」
◆ 使い方やニュアンスの違い
さらばとは、むかし別れ際に「然りば(そうであるならば)」と言っていたのが変化した別れの言葉です。
「それではさらばじゃ」のようにであるの方言「じゃ」を使う言い方もあります。
さらばと言うと少し奇をてらうような印象があるでしょう。
「さよなら」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「さよなら」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Goodbye」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Goodbyeとは、英語の別れの言葉で、16世紀に「God be with you(ye)」を省略した形として登場しました。
日本語でも「じゃあグッバイ」などと使われることがあります。
グッバイというと、とても砕けた印象です。
「おつかれさま」
◆ 使い方やニュアンスの違い
おつかれさまとは、相手の苦労をいたわる時に用いたり、別れ際の挨拶として使われる言葉です。
「本日はおつかれさまでした」のように言われて、同等や目上の人物に対してよく使われます。
「失礼します」
◆ 使い方やニュアンスの違い
失礼しますとは、相手に失礼がある時に謝る時や、断りを入れる時、人前に出る時や離れる時などに使われる言葉です。
「それでは失礼します」などと敬語の挨拶として用いられるでしょう。
終わりだけでなく、始まりの挨拶にもなるのがさよならとの大きな違いです。
まとめ
さよならの言い換え語には、どれも直接的に別れる意味を含まないものが多いのでした。
類語ではバイバイ、あばよ、じゃあねなど、スラングといえる表現も豊富です。