本記事では、「ご紹介に預かりました」の言い換え語を解説します。
「ご紹介に預かりました」とは?どんな言葉
紹介してもらった者ですという意味を表すフレーズです。
ちなみに、預かりましたと表記するのは間違いであり、正しくはご紹介に与りましたと表記します。
与るには物事との関りを持つや関与するなどの他、目上から好意の表れとしてあることを受けるという意味を含める言葉です。
しかし、実際のところ、ご紹介に預かりましたと表記されるケースも非常に多く、無難にご紹介にあずかりましたと平仮名表記で用いられることもあるそうです。
「ただいま、○○様よりご紹介にあずかりました○○と申します」のように使われています。
ビジネスでも使える「ご紹介に与りました」の言い換えのお勧め
ここでは「ご紹介に与りました」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご紹介を賜(たまわ)りました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
賜るはもらうの謙譲語であり、目上の相手から物などをいただく、頂戴するなどの意味を含める言葉です。
ご紹介に与りましたをより丁寧にした敬語表現として、「ご紹介を賜りました○○と申します」のように使われています。
「ご紹介に上がりました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
上がるは相手のいる場所に行くという意味の謙譲語であり、ご紹介に上がりましたとすることで、ご紹介に与りましたと同じようなニュアンスを表すことができます。
「ご紹介に上がりました○○と申します」のように使われています。
「ご紹介いただきました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
いただくはもらうの謙譲語です。
ご紹介に与りましたを丁寧語にした表現であり、紹介してくれた人の立場に関わりなく使うことができます。
「ただいま○○様よりご紹介いただきました○○です」のように使われています。
「ご紹介に与りました」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご紹介に与りました」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「紹介してもらった」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご紹介に与りましたをシンプルに日常会話表現へなおした言い回しです。
「さっき紹介してもらった○○だけど」のように使われています。
「紹介してくれた」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらもご紹介に与りましたをシンプルに日常会話表現へなおした言い回しです。
「○○が紹介してくれた○○と言います」のように使われています。
まとめ
ご紹介に与りましたは敬語表現からカジュアルな表現まで、色々なフレーズへ言い換えが可能です。
その場その場に相応しい使い分けができるように、是非この記事を参考にしてみてください。