本記事では、「こちらこそ」の言い換え語を解説します。
「こちらこそ」とは?どんな言葉
これは、相手が表明したことに対して応答するような場面で使用される言葉です。
たとえば、相手が感謝の気持ちを表明したとします。
これに対して、「こちらこそありがとうございます」のように使用します。
このようにすると、相手よりも自分のほうが「そのように感じていること」を言い表す言葉になるのです。
ビジネスでも使える「こちらこそ」の言い換えのお勧め
ここでは「こちらこそ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「こちらのほうこそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「こちらこそ」を「こちらのほうこそ」に言い換える事ができます。
ここでの「ほう」にあまり意味はありませんが、冗長な表現にすることで丁寧さを増加させる効果があるのです。
たとえば、「こちらのほうこそありがとうございます」のように使用するとよいでしょう。
「私達のほうこそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
また、「私達のほうこそ」や「私のほうこそ」と言い換えてもよいでしょう。
「こちら」は場所を示す指示代名詞であり、自分達に近いものを示す言葉です。
つまり、「私達」で置き換えても同じ意味で成立するのです。
「当社のほうこそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
同様に、「当社のほうこそ」も同じ意味になります。
ここでは「こちら」を「当社」という自分達の組織に置き換えた表現になっています。
「当社のほうこそ改善が必要です」のように使用するとよいでしょう。
「こちらこそ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「こちらこそ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「こっちこそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「こっちこそ」は「こちらこそ」をカジュアルな形にしたものです。
「こちら」を口語表現の形に崩したのが「こっち」です。
このように言い換えると、日常的な会話で使うのに適した表現になるのです。
「オレ達こそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
また、「こちら」を「オレ達」などの世俗的な表現に置き換えてもよいでしょう。
これもビジネスなどでは使われない言葉であるため、カジュアルな印象が強まるのです。
「僕らこそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
さらに「僕らこそ」も同じようなニュアンスになります。
「僕ら」という言葉が、親しい相手に使うような言葉遣いになっているのです。
まとめ
「こちらこそ」の言い換えは、敬語からカジュアルなものまで幾つも存在しています。
実際の状況に合わせて、より適切な表現を選ぶようにするとよいでしょう。
