本記事では、「出勤」の言い換え語を解説します。
「出勤」とは?どんな言葉
「勤めに出る時」や「勤めている場所に出かける時」に使う言葉です。
「仕事に行く」という意味合いが強く、勤め先の種類を問わないのが特徴です。
ビジネスでも使える「出勤」の言い換えのお勧め
ここでは「出勤」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「出社」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「出社」は「会社に出勤すること」を意味する言葉で、通常は企業に雇用されている人が仕事に行く際に使用します。
「出勤」が勤め先の種類を問わないのに対し、「出社」は勤め先が「会社」に限定されます。
「明日は午前9時30分に出社いたします」のように使うのが一般的です。
「登庁」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「登庁」は「官公庁に出勤すること」を示す言葉で、「国、および地方公共団体の役所」に勤める公務員が職場に行く際に使用します。
「本日、新しい知事が県庁に初登庁されます」のように使います。
「出所」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「出所」は「事務所や研究所などに出勤すること」を意味する言葉で、「所」がつく勤め先に仕事に行く際に用います。
「事務局長の出所時刻は10時です」のように使用します。
なお、「出所」には「刑期を終了して刑務所から出る」という意味もあるため、どちらの意味を示すか明確にして伝えることが必要です。
「出勤」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「出勤」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「仕事に行く」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「仕事に行く」は「出勤」が持つ意味合いをストレートに表現した言葉です。
「明日は祝日だが仕事に行く」などと使われます。
よく使われる言い回しですが、カジュアルな印象を持たれる可能性があるため、目上の人に対する使用は控えるのが適切といえます。
「会社に行く」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「会社に行く」は前述の「出社」をカジュアルに言い換えた言葉で、企業に働きに行く際に使用できます。
「毎日9時に会社に行く」のように使われます。
これも日常で気軽に使いやすいフレーズです。
まとめ
「出勤」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
勤め先の種類によって言い方が変わる場合がありますので、シーンや相手に応じて使い分けましょう。
ぜひ参考にして、さらにボキャブラリーを増やしてください。
