本記事では、「えんもたけなわ」の言い換え語を解説します。
「えんもたけなわ」とは?どんな言葉
「えんもたけなわ」は漢字で「宴も酣」と表記することができます。
「宴」は「うたげ」を意味し、宴会や大勢での飲食を指しています。
「たけなわ」は「酣」と漢字表記され、物事の一番盛んな状態を表した言葉になります。
酒に甘いと書いて「たけなわ」と読むことから、お酒が発酵して甘く熟した様子が由来のようです。
これらから、宴会やパーティーが最高潮に盛り上がりを見せている場面を、「えんもたけなわ」と表現しています。
宴会の司会者が、そろそろお開きの時間を見計らって「えんもたけなわではございますが」と会場に呼びかけます。
ビジネスでも使える「えんもたけなわ」の言い換えのお勧め
ここでは「えんもたけなわ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「そろそろお開きのお時間です」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「散会」や「閉会」の意味合いとして使われているのが「お開き」です。
「散る」や「閉じる」という言葉の縁起悪さを回避するため、「お開き」にしたと言われています。
主に宴会や会合などで「終わりの時間が来たこと」を知らせる言葉として使われています。
「話が尽きないとは思いますが」
◆ 使い方やニュアンスの違い
楽しい話や思い出話に花が咲き、いくら時間があっても足りることはありません。
しかし、そろそろ閉会の時間が近づいてきてしまいました。
そんな場面で使われているのが、「話が尽きないとは思いますが」です。
「楽しい時間は早いもので」
◆ 使い方やニュアンスの違い
特にお酒が入れば、大いに盛り上げりを見せて、楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。
誰かに締めの音頭を取ってもらうことにいたしましょう。
「えんもたけなわ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「えんもたけなわ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「まだ終電間に合うかな」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「終電」は、飲み会になくてはならないキーワードです。
その時間を限界として、盛り上がるわけです。
「終電」を逃してしまうと、色々と大変です。
「そろそろ帰ろうか」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お酒もほどよく入り、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今日はこのくらいにして、「そろそろ帰ろうか」となることもあるでしょう。
明日も仕事があります。
また明日から頑張りましょう。
まとめ
「えんもたけなわ」は、主に宴会や会合で、お酒も入り話も盛り上がった頃合いという意味の言葉です。
盛り上がっているところすみませんが、そろそろお別れのお時間が近づいてきてしまいました、という含みをもたせた言葉と言えるでしょう。