本記事では、「雑務」の言い換え語を解説します。
「雑務」とは?どんな言葉
雑務とは、本来の会社の仕事ではなく、売上には影響しない各種の業務を意味する言葉です。
雑務には掃除や買出しや書類作成などが含まれています。
「雑務」の言い換えのお勧め
ここでは「雑務」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「雑用」
◆ 使い方やニュアンスの違い
雑用とは、仕事の他の様々な用事を表す言葉で、雑務と同じ意味があります。
「会社では今日も雑用でした」などと使われ、雑務よりも若干粗雑な言い方のニュアンスが強まる言い方です。
「雑事」
◆ 使い方やニュアンスの違い
取るに足りない事をやらされるとい
雑事とは、取るに足らない雑多な事を意味する言葉で、雑務や雑用に似ています。
「雑事の一環でお弁当を買いに行きました」といった用法ができるでしょう。
雑事のほうが一雑務や雑用よりも一段低い仕事を意味し、野暮用に近いニュアンスになります。
「庶務」
◆ 使い方やニュアンスの違い
庶務とは、本業以外の数多くの業務という意味の言葉です。
「朝から庶務をこなしています」のように使われ、雑務と同じように使うことができます。
しかし庶務のほうが雑務や雑用よりは聞こえが良い言い方です。
「雑務」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「雑務」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Odd job(オッドジョブ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
オッドジョブとは、雑多や色々な意味の「odd」を用いた英語で、雑務を意味しています。
日本語の中で「今日もオッドジョブよろしく」などと言う人もいるかもしれません。
この言い方のほうがカジュアルな印象になりますが、カタカナ語として伝わりにくいところがあります。
「野暮用」
◆ 使い方やニュアンスの違い
野暮用とは、本業と関わる仕事だけれど、つまらない業務の意味をもつ言葉です。
「ちょっと野暮用でお出かけです」のように用いられます。
用事をはっきり言いたくない場合にも野暮用が用いられるでしょう。
「軽作業」
◆ 使い方やニュアンスの違い
軽作業とは、比較的かんたんな作業を意味しています。
「仕事は軽作業ばかりです」のように使われるでしょう。
ただ軽作業という場合、社内での雑務の意味と、工場などでの仕事の意味に分かれることがあります。
まとめ
雑務の言い換えには、雑用や庶務など多々ありました。
ただし人に雑用や雑事などを用いると、相手に失礼なニュアンスを含む場合があるので気をつけたいところです。