本記事では、「すっぽかす」の言い換え語を解説します。
「すっぽかす」とは?どんな言葉
「すっぽかす」という言葉は、「自分が行うべき事をしないでほうっておく」さまや「進んでいた予定や計画などを途中で投げ出してしまう」様子などを表し、自らがやるべきことをしないで放置(ほうち)しておくなどというニュアンスで使われる言い回しになります。
ビジネスでも使える「すっぽかす」の言い換えのお勧め
ここでは「すっぽかす」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「反故(ほご)にする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「以前交(かわ)わした約束などを破る」さまや「双方が取り決めたことをなかったことにする」様子などを表し、「反故」という語は元々は「紙などを無駄にする」などという意味合いで使われており、転じて「役に立たなくなった物事」などを示す文言として使用されています。
「裏切る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それまで味方だった仲間に背を向けて敵方につく」さまや「命令や約束などに従わない」様子などを表し、信義や期待などに反するような行動をとる、などというニュアンスで用いられる表現です。
「約束に背(そむ)く」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「取り決めた内容などに従わずに反対する」さまや「約束したことを放棄する」様子などを表し、「背く」という語は「相手に対して背中を向ける姿勢をとる」あるいは「反抗する」などというニュアンスで用いられる文言になります。
「すっぽかす」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「すっぽかす」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「見捨てる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「見たままの状態でそのままにしておく」さまや「世話をするのをやめる」様子などを表し、「能力が劣る社員を見捨てるのはひどすぎます」などという表現で使用されています。
「投げ出す」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「物事を途中であきらめてやめる」さまや「責任を果たさないで終わりにする」様子などを表し、「仕事を途中で投げ出すのはよくないです」などという表現で使われています。
まとめ
「すっぽかす」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
