本記事では、「遠回り」の言い換え語を解説します。
「遠回り」とは?どんな言葉
遠回りとは、何かの理由があり本来の道をそれて、遠くの道を通って進むことを意味する言葉です。
「遠回り」の言い換えのお勧め
ここでは「遠回り」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「回り道」
◆ 使い方やニュアンスの違い
回り道とは、通常の道筋ではなく、遠くの道を進むことを表す言葉です。
「工事のために回り道をしました」などと用いられることになります。
遠回りと回り道は同じ意味合いになるので、言い換えて支障がないです。
「大回り」
◆ 使い方やニュアンスの違い
大回りとは、道路で膨らんだ弧を描いて進むことや、遠くの道を進んで行くことを意味しています。
「山道のほうに大回りして来ました」と言った用法ができて、遠回りの言い換えとしてそれほど違和感はありません。
「迂回」
◆ 使い方やニュアンスの違い
迂回とは、回り道や遠回りのことを意味する言葉です。
「今日は迂回路を通らざるを得ません」などの用法ができます。
敬語の中では迂回や迂回路が良く使われる傾向にあります。
「遠回り」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「遠回り」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Detour(ディーター)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Detourとは、遠回りを意味する英単語です。
英語では「I make a detour」などと使われることがあります。
一方で日本語では、ディーターというカタカナ語が一般的に使われることはないようです。
「寄り道」
◆ 使い方やニュアンスの違い
寄り道とは、目的地に向う途中で、用事のために別の場所に立ち寄ることを表す言葉です。
「ちょっと寄り道して行きます」というふうに言われるでしょう。
遠回りには他に立ち寄る意味がないという違いがあります。
「脇道」
◆ 使い方やニュアンスの違い
脇道とは、本来通るべき筋道から離れた、横にある別の道を意味しています。
「気まぐれで脇道を通ってみました」などと用いられるでしょう。
脇道は遠回りのための道筋というニュアンスになるので、遠回りの完全な言い換えになりません。
まとめ
遠回りの言い換え語を探せば、「回」や「道」を使う言い方が多々ありました。
ただ寄り道や脇道などは違った意味合いになるので、使う際には気をつけてください。