本記事では、「経歴」の言い換え語を解説します。
「経歴」とは?どんな言葉
経歴とは、これまでの人生の中で経験した学歴や職業や地位などを表す言葉です。
経歴書という場合には、本人の能力を確認する意味が強くなります。
「経歴」の言い換えのお勧め
ここでは「経歴」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「履歴」
◆ 使い方やニュアンスの違い
履歴とは、人生の中で経験した学歴や職業などを意味しており、経歴と良く似ています。
「私の履歴は自慢できませんが」のように用いられるでしょう。
ただし履歴書とする場合には、本人のプロフィール全体を確認する意味合いが大きくなります。
「来歴」
◆ 使い方やニュアンスの違い
来歴とは、物事がこれまでに経てきた順序や、人の履歴や経歴を意味する言葉です。
「これまでの来歴を確認させてください」といった用法になり、経歴や履歴の言い換えとしては適当です。
「略歴」
◆ 使い方やニュアンスの違い
略歴とは、経歴を簡潔にまとめたものを表す言葉です。
「詳しく書かずに略歴でも構いません」などと使うことができます。
しかし略歴の場合には履歴の一部のみ記載するものになるので、完全に経歴や履歴の代わりにはなりません。
「経歴」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「経歴」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Career(キャリア)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Careerとは、一生の仕事や経歴を意味する英単語です。
日本語でも「あなたのキャリアを教えてください」といった用法がされます。
ただ英語のCareerとカタカナ語のキャリアは、意味が違っている場合があるので注意が必要です。
「職歴」
◆ 使い方やニュアンスの違い
職歴とは、人生でこれまでに勤めてきた職業の経歴を意味しています。
「むかしの職歴は忘れてしまいました」などと用いられるでしょう。
職歴の場合には、学歴や地位などは省略されているという違いがあります。
「過去」
◆ 使い方やニュアンスの違い
過去とは、既に過ぎ去った時間のことですが、好ましくない経歴や前歴を意味する場合もあります。
「私の過去についてお話します」などと使われます。
経歴とは違った意味や用法になるでしょう。
まとめ
経歴の言い換え語を見れば、「歴」を使うものが目立っているのでした。
キャリアや職歴など異なる意味になる言葉も存在するので、選ぶ時には気をつけてください。