本記事では、「感情的」の言い換え語を解説します。
「感情的」とは?どんな言葉
理性を失って興奮した状態になったり、怒りや苛立ちを高めている様子を表す言葉です。
感情に関する事柄を表す時にも使われます。
「感情的」の言い換えのお勧め
ここでは「感情的」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「情緒不安定」
◆ 使い方やニュアンスの違い
情緒不安定とは、精神状態の起伏があり、イライラしたり感情があらわになることを意味しています。
「近頃は情緒不安定になりがちです」などと用いられ、感情的と同じようなニュアンスになるでしょう。
「感情がたかぶる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
感情がたかぶるとは、興奮状態になったり気分が高揚することを表す言葉です。
「最近は感情が昂ぶって仕方ありません」のように使われます。
「昂ぶる」とすると威張る意味も含まれているので、「高ぶる」のほうが選ばれがちです。
「心が乱れる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
心が乱れるとは、怒りなどの負の感情が湧いて平常心ではいられない状態のことです。
「あれを見ると心が乱れるので気をつけています」などと用いられます。
感情的と入れ替えても違和感がない表現です。
「感情的」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「感情的」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Hysteric(ヒステリック)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Hystericとは、怒りや苛立ちなどの興奮をあらわにした状態のことで、感情的にも良く似ています。
日本語のカタカナ語としても、「あまりヒステリックにならないで」といった使われ方をするでしょう。
ただ感情的に比べて精神的な病気のニュアンスがあるので注意が必要です。
「キレ気味」
◆ 使い方やニュアンスの違い
キレ気味とは、我慢の限界に達し、堪忍袋の緒が切れて怒りが湧き上がる意味の「キレる」を用い、その状態に差し掛かっている様子を表す表現です。
「とても酷いことをされてキレ気味でした」などと使われます。
この言い方は日常の中で誰かが怒った時に良く使われるでしょう。
「短気」
◆ 使い方やニュアンスの違い
短気とは、すぐに怒ったりするような状態や、その人の気質を表しています。
「あの子は短気なので怒らせないで」といった形で使われる言葉です。
感情的にも似ていますが、気が短い意味を持つ点が異なっているでしょう。
まとめ
感情的の言い換え語は心情の不安定や負の感情を表す言葉であり、それだけに数多くの類語も存在しています。
ただ躁鬱など病状に関する言い方には誤用が出やすいので、気をつけてください。