本記事では、「忘れない」の言い換え語を解説します。
「忘れない」とは?どんな言葉
何かの物事の様子や感覚について、脳に記憶したことをずっと消さないようにするという意味の言葉です。
「忘れない」の言い換えのお勧め
ここでは「忘れない」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「心に刻む」
◆ 使い方やニュアンスの違い
心に刻むとは、何かの物事について心の深くに留めて忘れないようにすることを意味する言葉です。
「ずっと心に刻む必要がある」のように使われます。
忘れないよりも強く記憶に留めるニュアンスがこもっているでしょう。
「脳裏に焼き付ける」
◆ 使い方やニュアンスの違い
脳裏に焼き付けるとは、頭の中を意味する「脳裏」を使い、記憶を頭に入れて離れないようにすることを表す言葉です。
「その出来事は脳裏に焼き付けることにしました」といった用法ができ、こちらも忘れないよりも強く記憶する意味になります。
「肝に銘じる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
肝に銘じるとは、心を意味している「肝」、文字を刻む意味の「銘じる」を用いて、記憶を忘れないことを表しています。
「大切なことなので肝に銘じるように」などと用いられるでしょう。
忘れないと言うよりも真剣味が増す言い方になります。
「忘れない」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「忘れない」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Mindful(マインドフル)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Mindfulとは、意識をすることや忘れないことを意味する英語の言葉です。
日本語の中でも、「もっとマインドフルな状態を心がけて」などと言われることがあります。
忘れない意味の別の英語の「will not forget」よりも使いやすいでしょう。
「頭から離れない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
頭から離れないとは、何かの記憶について忘れることができないという意味があります。
「あのことが頭から離れないので困っています」という用法になり、望んでいないのに忘れられないという、ネガティブな意味合いを含む表現です。
「飲水思源」
◆ 使い方やニュアンスの違い
飲水思源とは、飲み水には必ず水源があることを元に、物事の基本を忘れないことや、他人からの恩を忘れてはならないという意味を持つ四字熟語です。
「いつも飲水思源を心がけて」といった用法になります。
普段に使われる機会はほとんどないですが、戒めの言葉として用いるには良いでしょう。
まとめ
忘れないの言い換え語には、心に刻むなどの多彩な言い方が存在しています。
類語には意識して忘れないようにするのとは異なる意味の言葉もあるので、よく検討して選び取ってみてください。
