本記事では、「言ってもらう」の言い換え語を解説します。
「言ってもらう」とは?どんな言葉
特定の物事を相手に話してもらう時に使う言葉です。
そのことについて相手が自発的に言及するよう誘導したり、依頼したりする意味合いがあります。
ビジネスでも使える「言ってもらう」の言い換えのお勧め
ここでは「言ってもらう」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「言っていただく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「言っていただく」は「言ってもらう」を丁寧に言い換えた言葉です。
「お客様一人ひとりにお名前を言っていただく」のように使うのが一般的です。
「おっしゃっていただく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「おっしゃっていただく」は「言う」の尊敬語にあたる「おっしゃる」と「もらう」の謙譲語「いただく」を組み合わせた言葉で、「言ってもらう」と同じ意味で用いることが可能です。
「詳細は事務局長からおっしゃっていただくことになっています」のように使います。
「お話しいただく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お話しいただく」は「話してもらう」の丁寧な表現です。
「話す」には「言葉で相手に伝える」という意味があるため、「言ってもらう」の言い換えとして使用できます。
「講師にテーマの概要についてお話しいただく」などのように使われます。
「言ってもらう」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「言ってもらう」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「話してもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「話してもらう」は前述の「お話しいただく」から敬語表現を省いた言葉で、「業務日程についてはAに話してもらう」などと使われます。
カジュアルなフレーズになるため、自分と同等もしくは目下にあたる相手に用いるのが適切でしょう。
「喋ってもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「喋る」は「話す」や「口数が多い」という意味を含む言葉です。
「おしゃべりする」や「余計なことを口に出す」という意味合いもあり、人によってはマイナスな印象を持つ可能性があるため状況を見て使用しましょう。
「その点についてはBに喋ってもらう」のように使われます。
まとめ
「言ってもらう」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
多岐にわたる言い方がありますので、そのときの状況や相手によって検討し、使い分けるのが良いでしょう。
ぜひ語彙力アップに役立ててください。
