「議事録」を別の言い方にするとどのような言葉が当てはまるのでしょうか。
本記事では、「議事録」の言い換え語を解説します。
「議事録」とは?どんな言葉
「議事録」とは、「会議の内容を文字にした記録」のことです。
設定された議題について意見を出し合い話を進める会合を「会議」といいます。
会議では多くの参加者がそれぞれの意見や提案を述べ最終的な結論に向けて話し合います。
会議で何かあったのか後から振り返るには内容を記録しておかないといけません。
会議でどんな事件が出されどのように話し合いが進められたのかを後から確認できるよう文字でまとめた記録が「議事録」です。
ビジネスでも使える「議事録」の言い換えのお勧め
ここでは「議事録」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「備忘録」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「内容を忘れないように書いておく記録」のことです。
イベントやプロジェクトなど会議以外の内容をまとめた記録に対しても使います。
「議事メモ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「会議の内容を書いたメモ」のことです。
「議事録」は後で他の人が読むことを前提にきちんとまとめた記録ですが、こちらは自分が参考にするためのメモなので走り書きや書き込みなどきちんとまとめていない部分も含みます。
「会議録」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「会議についての記録」のことです。
基本的には「議事録」と同じ意味ですが、会議の内容だけでなく開催された経緯や日時など会議に関する詳しいデータを記した記録を内容について詳しく書いた「議事録」と区別する意味で「会議録」と呼ぶ場合もあります。
「議事録」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「議事録」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「まとめ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
会議の中から重要な部分を抜き出して一つにしたものを指します。
全部書くと長くなる会議の中から不要な部分を削って短く凝縮した資料を指す言葉です。
「文字起こし」
◆ 使い方やニュアンスの違い
本来は話し言葉を文字にした言葉ですが、会議において話された内容を文字にした資料を指す場合にも使います。
余計なことは書き加えず話された内容をそのまま忠実に書いた文書に対して使う言い方です。
「レポート」
◆ 使い方やニュアンスの違い
会議の内容を他の人にも分かりやすいように書いた報告書のことです。
内容や出来事をまとめたものなので発言内容をそのまま書くわけではありません。
まとめ
「議事録」はいろいろな表現に言い換えられる言葉です。
文脈や状況にあわせてふさわしい表現に言い換えましょう。