本記事では、「暑さ厳しき折」の言い換え語を解説します。
「暑さ厳しき折」とは?どんな言葉
7月から9月にかけての気温が高くて過ごしにくい夏の時期という意味のある言葉で、暑中見舞いの手紙に使われる言葉です。
ビジネスでも使える「暑さ厳しき折」の言い換えのお勧め
ここでは「暑さ厳しき折」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「猛暑の折」
◆ 使い方やニュアンスの違い
猛暑の折とは、夏の気温が高い時期を表す言葉です。
「猛暑の折、皆様はますますご健勝のことと存じます」といった用法があります。
暑中見舞いの中では伝わりやすい言葉になるでしょう。
「炎暑酷暑のみぎり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
炎暑酷暑のみぎりとは、非常に暑くて過ごしにくい意味の「炎暑酷暑」と、時節を意味する「みぎり(砌)」を合わせた暑中見舞いの文言です。
「炎暑酷暑のみぎり、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます」などと使われ、かしこまった表現を求めるならば選んでみたい言い方になります。
「残暑なお厳しき折柄」
◆ 使い方やニュアンスの違い
残暑なお厳しき折柄とは、時節を意味する「折柄」を用い、暑さがまだ酷い時期であることを表す言葉です。
「残暑なお厳しき折柄、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます」といった用法があります。
この言い方も敬語の暑中見舞いには適切です。
「暑さ厳しき折」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「暑さ厳しき折」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「猛暑真っ盛りの時期」
◆ 使い方やニュアンスの違い
猛暑真っ盛りの時期とは、夏の酷い暑さがピークを迎えている頃を表す言葉です。
「猛暑真っ盛りの時期、皆様はいかがお過ごしですか」などと使われます。
この言い方は暑中見舞いでは敬語よりはカジュアルな言い方に適しているようです。
「夏本番を迎えましたが」
◆ 使い方やニュアンスの違い
夏本番を迎えましたがとは、夏の酷暑の時期になったことを表す言葉です。
「夏の本番を迎えましたが、お元気にしていますか」などと使われるでしょう。
この言い方はかしこまっていないのでやんわりとした暑中見舞いに適しています。
「夏の真っ只中」
◆ 使い方やニュアンスの違い
夏の真っ只中とは、暑い時期のピークを迎えている頃という意味です。
「夏の真っ只中なので、くれぐれもお体には気をつけてお過ごしください」といった用法ができます。
敬語にこだわらない表現には使いやすいでしょう。
まとめ
暑さ厳しき折とは暑中見舞いに使われる文言であり、敬語では猛暑の折などが存在していました。
カジュアルな言い方の場合、夏をあらわす季語を含めれば様々な言い方ができるので、考えてみてください。
