本記事では、「相手に任せる」の言い換え語を解説します。
「相手に任せる」とは?どんな言葉
何かの物事について、一緒にいる人や対象となる人物に、判断をゆだねることを意味する言葉です。
ビジネスでも使える「相手に任せる」の言い換えのお勧め
ここでは「相手に任せる」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「先方にご委託」
◆ 使い方やニュアンスの違い
先方にご委託とは、相手に対しての敬称である「先方」、ゆだね任せる意味の尊敬語「ご委託」を用いて、相手に任せるの意味を持つ言葉です。
「すでに先方にご委託しております」などと使われるでしょう。
相手に任せると言うよりもかしこまった言い方です。
「先様に一任」
◆ 使い方やニュアンスの違い
先方に一任とは、相手の敬語である「先様」と、相手に全てを任せる意味の「一任」を使い、相手に任せることを表す言い方です。
「これは先様に一任した話でございまして」といった形になり、相手に任せるよりずっと敬語としても支障のない言い方になります。
「相手方にお任せ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手方にお任せとは、対処する人の意味をもつ「相手方」、任せるの尊敬語「お任せ」を用いて、相手に判断を委ねるという意味になる言葉です。
「この件に関しましては相手方にお任せしたく存じます」となどと言われます。
この形でも敬語として差し支え有りません。
「相手に任せる」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「相手に任せる」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「相手に委ねる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手に委ねるとは、任せる意味がある「委ねる」を用いて、相手に任せることと同じ意味になっています。
「もう相手に委ねるつもりです」という言い方になるでしょう。
この言い方だとカジュアルな会話向きです。
「あちらに任せる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
あちらに任せるとは、相手の別の言い方「あちら」を使うことで、相手に任せる意味になる言葉です。
「あちらに任せるので心配ありません」などと言われ、敬語ではない普段の会話では良く使われます。
「あちらに頼む」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手に頼むとは、人に願い求める意味がある「頼む」を使って、相手に任せることを表す言葉です。
「これはあちらに頼むしかない」といった形になります。
砕けた表現になっているので、カジュアルな会話に使われる言い方です。
まとめ
相手に任せるの言い換えは、敬語であるならば先方や先様などを使う形がありました。
任せるの言い方は様々にあるので、その場に合うものを選び取ってみてください。
