本記事では、「それから」の言い換え語を解説します。
「それから」とは?どんな言葉
これは、前述した内容に続けて何かが生じる様子を表した言葉です。
たとえば、「それから事件が起こりました」のように使用すると、「それ」が示す内容は、少し前に時間やタイミングということになります。
また、「それからこんなこともありました」のようにすると、前述した内容に加える形で何かを述べるような表現になるのです。
ビジネスでも使える「それから」の言い換えのお勧め
ここでは「それから」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「そうして」
◆ 使い方やニュアンスの違い
これを類似表現に置き換えると、「そうして」にできます。
これは同じような意味ですが、少し印象の違う表現になるのです。
「そうして、私達は計画を中止しました」と使用できます。
「そうしまして」
◆ 使い方やニュアンスの違い
また、「そうして」を丁寧語に言い換える方法もあります。
丁寧語の「ます」を組み合わせると、「そうしまして」という形にできるのです。
たとえば、「そうしまして、計画を見送ることにいたしました」と使用できます。
「そういうわけで」
◆ 使い方やニュアンスの違い
さらに、「そういうわけで」も類似表現と言えます。
この場合は、明示的に理由を表現するような言葉に変化するのです。
たとえば、「そういうわけで、止む無く諦めることにしたのです」という形で使用できます。
「それから」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「それから」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「それで」
◆ 使い方やニュアンスの違い
これをカジュアルにする場合には、「それで」という形に置き換える方法があります。
「それから」も「それで」も、使い方次第でカジュアルな表現にできるのです。
たとえば、「それで諦めたんだ」と「それから諦めたんだ」は、同じようなニュアンスの表現になっているのです。
「そんで」
◆ 使い方やニュアンスの違い
また、「それで」を崩した形としえ、「そんで」という言葉が挙げられます。
これは口語でのみ使われるようなものであり、文法的には誤った使い方になっているのです。
まとめ
「それから」の言い換えは、敬語からカジュアルなものまで幾つも存在しています。
実際の状況に合わせて、より適切な表現を選ぶようにするとよいでしょう。
