本記事では、「見た」の言い換え語を解説します。
「見た」とは?どんな言葉
「見る」という言葉の過去形で、自分の目で確かめたことを「見た」と言います。
夢を見た、犯人を見た、チラシを見たなどのように使います。
「みる」「みた」という言葉はいくつかありますが、状況によって漢字表記に違いがあります。
映画やスポーツは「観る」、病院で患者を「診る」などがあります。
ビジネスでも使える「見た」の言い換えのお勧め
ここでは「見た」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「拝見しました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
目上の相手に対して「見た」ことを敬語表現で伝えたのが「拝見しました」です。
より丁寧にすると「拝見いたしました」となり、取引先や顧客など、社外の人に敬意を表す場合に活用できます。
「確認した」
◆ 使い方やニュアンスの違い
しっかりと見た上で理解しておくことを「確認」と言います。
「確かめる」+「認める」の漢字を組み合わせた熟語で、ビジネスシーンはもちろんのこと、日常でもとても多く使われる言葉です。
「資料を確認」、「信号を確認」、「案内表示を確認」、「日程を確認」、「時刻表を確認」などと使い、「確認する」は現在形で「確認した」は過去形として表現できます。
「目を通した」
◆ 使い方やニュアンスの違い
資料や情報などを、最初から最後までさらっと見ておくことを「目を通す」と言います。
その過去形が「目を通した」です。
例えば、部下が作成した資料に対して、上司が「資料に目を通したところ、いくつか改善点がありました」といったニュアンスで使うことができます。
「見た」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「見た」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「見といた」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「見ておく」を縮めて「見とく」となり、過去形の言い方で「見といた」といったニュアンスになるでしょう。
とてもくだけた言い方になります。
家庭内や友人との会話で使う表現で、ビジネスで使う言葉ではありません。
「見たし」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「〜し」という言い方には、「〜したから」や「〜だから」などと言った意味合いがあります。
「安いし早いし旨いしで文句ない店だ」などのように使われています。
表現方法としてカジュアルなため、ビジネスでのかしこまった場面で使うことは避けましょう。
まとめ
「見た」は、「見る」という動詞の過去形です。
また、「みた」という言葉にはいくつかの漢字表記があり、置かれた状況によって使い分けが必要です。
この機会に、その他の「みた」についても調べて“みては”いかがでしょうか。