本記事では、「またのご利用をお待ちしております」の言い換え語を解説します。
「またのご利用をお待ちしております」の意味
「またのご利用をお待ちしております」とは?どんな言葉
「またのご利用をお待ちしております」は、「接客・サービスにおいて、利用客に対し、次もまた利用して欲しいと伝える丁寧な表現」です。
宿泊施設や飲食店、カウンター接客など、サービスを提供する業種で幅広く使われます。
「またの」は「ふたたび」という意味、「ご利用」の「ご」は尊敬語の接頭辞、「お待ち」の「お」は謙譲語の接頭辞、「おります」は動詞「いる」の謙譲語(丁重語)です。
目上の人や社外の人に使える敬語表現ですが、シーンに合わせて言い換えも覚えておきましょう。
ビジネスでも使える「またのご利用をお待ちしております」の言い換えのお勧め
ここでは「またのご利用をお待ちしております」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「またのご利用をお待ち申し上げております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「またのご利用をお待ちしております」をより丁寧にした表現です。
「申し上げて」は動詞「申し上げる」の連用形で、「お・ご〜申し上げる」で、その行為の対象を敬う意味の語です。
「またのお越しをお待ちしております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お越し」で「行くこと・来ること」の尊敬語です。
店舗や施設に出向いてサービスを利用した時に使われます。
「是非またご利用くださいませ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「是非」は「心をこめて、強く願う様子」という意味、「くださいませ」は、動詞「くれ」の尊敬語「ください」に、「丁寧の気持ちを込めて、相手にある動作を要求する意」の「ませ」が付いた語です。
「またのご利用をお待ちしております」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「またのご利用をお待ちしております」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「また利用してください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「また利用してくれ」という意味です。
「ください」は動詞「くれ」の尊敬語で、最もシンプルなお願いの敬語表現です。
「また来てね」
◆ 使い方やニュアンスの違い
非常にフレンドリーな表現で、親しい関係の人が、店舗や施設に出向いてサービスを利用してくれた時に使われます。
「またよろしく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「よろしく」の後に「お願いします」が省略されています。
気軽に相手にまた利用して欲しいとお願いする時に使われます。
まとめ
今回は「またのご利用をお待ちしております」について紹介しました。
「またのご利用をお待ちしております」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。